特許
J-GLOBAL ID:200903099454641240
半たわみ性舗装材
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153230
公開番号(公開出願番号):特開平5-001401
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 予めセメントミルクを混合しても、セメントミルクとカットバックアスファルトとが混合されることなく、アスファルト混合物本来の強度と、セメントペーストの硬化強度を発揮できる半たわみ性舗装材を得る。【構成】 半たわみ性舗装材40には、先ず骨材10とカットバックアスファルト34とが混練され、その後有機酸36でカットバックアスファルト34の被覆面が被覆される。次に、消石灰22を添加すると、消石灰22は有機酸36と反応して、カットバックアスファルト34の被覆面に被膜層32を形成する。これにより、セメントミルク29を混合しても、カットバックアスファルト34とセメントミルク29が混合されることがない半たわみ性舗装材40を製造することができる。被膜層32は、敷均し締め固め時に、押し潰されるので、骨材10は舗設後、カットバックアスファルト34で近傍の骨材10と結合される。また、空隙中はセメントミルク29ですでに充填されているので、セメントミルク29をさらに外部から充填することなく、半たわみ性舗装が構築される。
請求項(抜粋):
乾燥した骨材とカットバックアスファルトとを混練して骨材をカットバックアスファルトで被覆し、前記カットバックアスファルトの被覆面をさらに1〜3価の有機酸で被覆し、前記1〜3価の有機酸の被覆面に消石灰を添加し1〜3価の有機酸を包含する被膜層が形成された常温アスファルト混合物に、水及びセメントを主成分とするセメントミルクを混練することにより製造されることを特徴とする半たわみ性舗装材。
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