特許
J-GLOBAL ID:200903099455044741

差動演算増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-301303
公開番号(公開出願番号):特開平9-148855
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】同相帰還回路を備えた差動演算増幅器において、高速動作且つ大振幅動作を可能にする。【解決手段】差動増幅部1と同相帰還回路2との間に切り換えスイッチSW1 を設け、また、差動増幅部1の差動入力端子と差動出力端子との間をそれぞれ切り換えスイッチSW2 及びSW3 を介して接続し、さらに、切り換えスイッチSW1 の差動増幅部1側と非反転入力端子及び反転入力端子との間にそれぞれ容量C1 及びC2 を介挿する。そして、差動増幅部1に入力される差動入力に信号成分が含まれない状態で、各切り換えスイッチSW1 〜SW3 を導通状態とし、同相帰還回路2で形成した同相帰還信号を容量C1 及びC2 に蓄えておく。差動演算増幅器が通常作動時には、各切り換えスイッチSW1 〜SW3 を遮断状態とし、容量C1 及びC2 に蓄えた同相帰還信号と差動出力との差に基づく信号電圧を同相帰還信号として差動増幅部1に帰還する。
請求項(抜粋):
差動増幅器と、当該差動増幅器の差動出力のDC動作点を安定化させるための同相帰還信号を形成する同相帰還回路と、を備えた差動演算増幅器において、前記差動増幅器への差動入力に信号成分が含まれないときの前記同相帰還回路からの同相帰還信号を基準帰還信号として保持する保持手段と、当該保持手段で保持する基準帰還信号と前記差動増幅器の差動出力との差をもとに帰還信号を形成する帰還信号形成手段と、前記同相帰還回路で形成した同相帰還信号に代えて前記帰還信号形成手段で形成した帰還信号を前記差動増幅器に帰還する切り換え手段と、を備えることを特徴とする差動演算増幅器。

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