特許
J-GLOBAL ID:200903099461073249

扉開閉補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-223374
公開番号(公開出願番号):特開平10-061312
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 作業者にかかる負荷とこの負荷による疲労の軽減とを図るとともに、油圧ポンプのさらなる有効利用を図る。【解決手段】 油圧ポンプ(13)を備えているNC工作機械のスライドドア(1)に、ドアハンドル(40)を、作業者の人力が加わる向きに動き得るよう可動式に取り付ける。作業者による開閉動作を補助するための油圧モータ(21)と、油圧ポンプから油圧モータに供給される作動油の圧力をドアハンドルに加えられた操作力に応じて変更調整する圧力制御弁(31a,31b)とを備える。ドアハンドルに加えられた操作力に応じて、この操作の向きにこの操作力に比例する補助駆動力が加えられるように、油圧モータに供給される作動油の方向及び圧力を圧力制御弁により変更調整する。油圧モータと油タンク(18)との間に流量制御弁(26)を介装し、流量制御弁の開度をスライドドアの位置に対応付けて減少させるようにしてもよい。
請求項(抜粋):
流体圧源(12)を駆動源として備えた機械装置に開閉扉(10)が付設され、この開閉扉(10)の開閉補助を行う扉開閉補助装置において、上記開閉扉(10)に対して人力による開閉動作を補助するための補助駆動力を加える流体圧アクチュエータ(20)と、上記流体圧源(12)から上記流体圧アクチュエータ(20)に供給される作動流体の流量、方向又は圧力を変更調整する調整手段(30)と、上記開閉扉(10)に対して上記人力が加わる向きに動き得るよう可動式に取り付けられたドアハンドル(40)とを備えており、上記調整手段(30)は、上記ドアハンドル(40)の操作と連動するようにこのドアハンドル(40)と結合されて、このドアハンドル(40)が開側に操作されたときに、上記流体圧アクチュエータ(20)に対し上記開閉扉(10)を開側に作動させる向きに作動流体を供給する一方、上記ドアハンドル(40)が閉側に操作されたときに、上記流体圧アクチュエータ(20)に対し上記開閉扉(10)を閉側に作動させる向きに作動流体を供給するように構成されていることを特徴とする扉開閉補助装置。

前のページに戻る