特許
J-GLOBAL ID:200903099464961048

熱膜方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-578099
公開番号(公開出願番号):特表2002-528246
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2002年09月03日
要約:
【要約】本発明は、少なくとも2つの成分からなる流体混合物を分離するための方法に関する。本発明の方法は以下の段階を備える。流体混合物を第1の低い温度において第1の操作領域にて炭素膜に接触させ、この炭素膜は多孔質の移送マトリックスの表面に隣接して配置され又はマトリクスの表面に塗布されていて、これにより少なくともひとつの流体成分は吸着されて、望ましくは少なくとも流体混合物のひとつの吸着された成分が膜を通して浸透する段階。膜とは及び/又は多孔質の移送マトリックスの一部とは間隔を隔てている表面を、第2のより高い温度まで加熱して、これにより吸着された成分が第2の操作領域へ入る熱脱着を容易にする段階。第1の操作領域からの少なくともひとつの透過した成分について消耗した流体混合物と、第2の操作領域からの少なくともひとつの透過した成分によって富んでいる流体混合物とを別々に取除く段階。本発明はまた、本発明の方法を実行するための装置に関する。
請求項(抜粋):
少なくとも2つの成分からなる流体混合物を分離するための処理方法であって、この方法が、- 流体混合物を第1の低い温度において第1の操作領域にて炭素膜に接触させ、この炭素膜は多孔質の移送マトリックスの表面に隣接して配置され又はマトリクスの表面に塗布されていて、この場合、少なくともひとつの流体成分は吸着されて、望ましくは少なくとも流体混合物のひとつの吸着された成分が膜を通して浸透する段階と、- 膜とは及び/又は多孔質の移送マトリックスの一部とは間隔を隔てている表面を第2の、より高い温度まで加熱して、これにより吸着された成分が第2の操作領域へ入る熱脱着を容易にして、少なくともひとつの透過した成分に関して、膜の表面から移送マトリックスを介して第2の操作領域への濃縮勾配を生み出す段階と、- 第1の操作領域からは少なくともひとつの透過した成分について消耗した流体混合物を取除くと共に、第2の操作領域からは少なくともひとつの透過した成分によって富んでいる流体混合物を取除いて分離する段階とを備えていることを特徴とする処理方法。
IPC (8件):
B01D 53/04 ,  B01D 17/00 501 ,  B01D 53/28 ,  B01D 59/12 ,  B01D 59/26 ,  B01J 20/20 ,  B01J 20/28 ,  B01J 20/34
FI (9件):
B01D 53/04 F ,  B01D 53/04 B ,  B01D 17/00 501 Z ,  B01D 53/28 ,  B01D 59/12 ,  B01D 59/26 ,  B01J 20/20 F ,  B01J 20/28 A ,  B01J 20/34 D
Fターム (24件):
4D012CA01 ,  4D012CA05 ,  4D012CA20 ,  4D012CD05 ,  4D012CG02 ,  4D052CA02 ,  4D052DA05 ,  4D052DA06 ,  4D052HA21 ,  4D052HB05 ,  4G066AA04 ,  4G066AA05 ,  4G066BA02 ,  4G066BA26 ,  4G066CA12 ,  4G066CA27 ,  4G066CA38 ,  4G066CA39 ,  4G066CA43 ,  4G066DA01 ,  4G066DA03 ,  4G066EA09 ,  4G066GA02 ,  4G066GA14

前のページに戻る