特許
J-GLOBAL ID:200903099472774281

ファラデー回転子及び該ファラデー回転子を用いた光デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-245952
公開番号(公開出願番号):特開平10-090639
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明の課題は温度変動に係わらずファラデー回転角を常に一定に維持できるファラデー回転子を提供することである。【解決手段】 ファラデー回転子は光の伝搬経路内に設けられた磁気光学結晶と、光の伝搬方向に平行な磁界を発生する永久磁石と、光の伝搬方向に直交する磁界を発生する電磁石とを含んでいる。永久磁石と電磁石との合成磁界の強さは磁気光学結晶を磁気飽和させるのに十分な大きさに設定されている。電磁石は駆動回路により駆動される。ファラデー回転子は更に、ファラデー回転子に隣接して設けられた温度センサと、磁気光学結晶のファラデー回転角の温度依存性のデータを内蔵し、温度センサの検出温度に応じてファラデー回転角が一定となるように駆動回路を制御するコントローラを含んでいる。
請求項(抜粋):
ファラデー回転子であって、光の伝搬経路内に設けられた磁気光学結晶と;互いに異なる方向の第1及び第2磁界を、合成磁界の強さが所定値を超えるように前記磁気光学結晶に対して印加する、少なくとも前記第1及び第2磁界の一方を発生する電磁石を含んだ磁界印加手段と;前記電磁石を駆動する駆動手段と;前記ファラデー回転子に隣接して設けられた温度センサと;前記磁気光学結晶のファラデー回転角の温度依存性のデータを内蔵し、前記温度センサの検出温度に応じてファラデー回転角が一定となるように前記駆動手段を制御する制御手段と;を具備したことを特徴とするファラデー回転子。
IPC (2件):
G02F 1/09 505 ,  G02F 1/31
FI (2件):
G02F 1/09 505 ,  G02F 1/31
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 偏波スクランブル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-017029   出願人:株式会社東芝
  • 特開平4-031821
  • 光アッテネータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-205044   出願人:富士通株式会社

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