特許
J-GLOBAL ID:200903099478031329

監視装置の軸調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鹿嶋 英實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-110589
公開番号(公開出願番号):特開2004-317507
出願日: 2004年04月02日
公開日(公表日): 2004年11月11日
要約:
【課題】 レーダなどのロール方向の軸ずれ調整が可能な軸調整方法、さらにはレーダとカメラを併用するフュージョン方式の監視装置において、各センサの軸ずれ(ロール方向含む)やセンサ相互の位置関係を容易かつ的確に調整する軸調整方法を提供する。【解決手段】 走査方向位置に対する受信強度の波形が逆W字状となり、この波形から軸ずれ量が各方向について定量的に算出可能となるよう、検出表面の明暗パターンと外形が設定されている調整用ターゲット3を使用し、レーダ1のロール方向を含む軸ずれを調整する。また、フュージョン方式では、レーダ1の軸調整後に、同一の調整用ターゲット3の画像を撮像し、この画像中の複数の特徴点の画像面上の座標値に基づいて、カメラ2のレーダ1に対する軸調整を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
検出エリア内からの波動を基準方向位置毎に受信する測定動作を実行可能であり、受信した波動の少なくとも受信強度に基づいて、前記検出エリアにある被検出物の少なくとも位置を特定するためのデータを出力する監視装置に関して、前記検出エリアのロール方向の軸ずれを調整する軸調整方法であって、 波動の反射率の大きな明部と反射率の小さい暗部が所定の明暗パターンで配置された所定外形の検出表面を備え、この検出表面に前記監視装置の検出エリアを向けた状態で前記測定動作を行うと、基準方向位置に対する前記受信強度の波形が、前記検出表面の明暗パターン或いはさらに外形に対応したW字状又は逆W字状となり、この波形から前記検出表面の基準方向の基準位置が算定可能となるように、前記検出表面の明暗パターン或いはさらに外形が設定された調整用ターゲットを使用し、 前記調整用ターゲットを前記監視装置の正面に配置し、前記検出表面の基準方向を前記検出エリアの基準方向であるべき方向に合わせ、さらに必要に応じて前記調整用ターゲットの周囲環境を前記明部又は暗部と同程度の反射率に設定するターゲット設置作業と、 次いで、前記監視装置の測定動作を、前記基準方向に直交する直交方向の測定位置を少なくとも二箇所以上に変化させてそれぞれ行い、これにより得られる前記受信強度の波形から算定される前記基準位置の変化に基づいて、前記検出エリアのロール方向の軸ずれを判定するロールずれ検知処理と、 必要に応じて、前記ロールずれ検知処理で判定された軸ずれを是正するように前記監視装置の取付角度を調整するか、前記検出エリアを設定するパラメータを変更する調整作業と よりなることを特徴とする監視装置の軸調整方法。
IPC (3件):
G01S7/40 ,  G01S13/86 ,  G01S17/06
FI (3件):
G01S7/40 C ,  G01S13/86 ,  G01S17/06
Fターム (10件):
5J070AK22 ,  5J070BD08 ,  5J084AA04 ,  5J084AC02 ,  5J084BA48 ,  5J084BB40 ,  5J084CA67 ,  5J084EA08 ,  5J084EA19 ,  5J084EA34
引用特許:
出願人引用 (6件)
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