特許
J-GLOBAL ID:200903099484604870
目標相関統合装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-272222
公開番号(公開出願番号):特開平10-115678
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 異なる位置に配置された複数の目標観測装置から複数の目標観測情報が得られ、またその目標観測情報に含まれるクラッタ等の不要信号及び新規に発生した目標が諸条件によって変化する環境において、それらの変化を絶えずモニタしながら信頼性の高い仮説信頼度が算出できる目標相関統合装置を得る。【解決手段】 目標に関して複数の目標観測装置から得られる目標観測情報の観測数の差と1つの目標観測装置から得られる目標観測情報の観測数の時間的変化より新規目標観測頻度と不要信号観測頻度を算出し、それらをもとに最適な仮説信頼度の算出を行う。
請求項(抜粋):
目標及び目標以外の不要信号等からの位置等の目標観測情報と観測時刻等の観測状況を出力する複数の目標観測装置と、複数の前記目標観測装置の位置関係を入力する目標観測装置位置諸元入力装置と、前記目標観測装置からの観測位置データ等の目標情報を前記目標観測装置位置諸元入力装置の各目標観測装置の座標系から相関統合処理の座標系に変換する目標観測情報入力器と、既管理目標の観測時刻における位置及び速度等から現観測時刻における位置及び速度等の目標予測情報を算出する目標運動諸元予測器と、前記目標運動諸元予測器からの既管理目標予測情報と前記目標観測情報入力器からの目標観測情報を基に生成される相関ゲートを用いて既管理目標予測情報と目標観測情報の相関判定を行う運動諸元相関器と、前記運動諸元相関器より既管理目標と相関があると判定された不要信号等を含む複数の観測目標に対して既管理目標か不要信号か新規目標かの仮説を立てる仮説生成器と、不要信号観測頻度等の設定条件を入力する仮説信頼度算出パラメータ入力器と、前記運動諸元相関器からの相関ゲート諸元を基に相関ゲートの体積を算出する相関ゲート体積算出器と、前記運動諸元相関器からの既管理目標数と各目標観測装置で観測される目標観測情報毎の相関ゲート内の目標観測情報数と前記相関ゲート体積算出器からの相関ゲート体積から新規目標観測頻度を算出する新規目標観測頻度算出器と、前記仮説信頼度算出パラメータ入力器からの不要信号観測頻度等と前記新規目標観測頻度算出器からの新規目標観測頻度を基に前記仮説生成器で生成された各仮説の信頼度を算出する仮説信頼度算出器と、仮説縮小の条件を入力する仮説縮小パラメータ入力器と、前記仮説縮小パラメータ入力器からの仮説縮小条件と前記仮説信頼度算出器からの仮説信頼度を基に前記仮説生成器で生成された仮説の削減を行う仮説縮小器と、前記仮説縮小器による縮小された仮説の内容と仮説信頼度により既管理目標と観測目標の組み合わせの確定を行う目標情報統合判定器と、上記既管理目標予測情報と上記目標観測情報から平滑ゲインを算出し管理目標予測情報と目標観測情報の平滑値を算出する目標運動諸元平滑器とを備えたことを特徴とする目標相関統合装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01S 13/72
, G01S 7/292 C
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