特許
J-GLOBAL ID:200903099502732040

有機体炭素測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-246571
公開番号(公開出願番号):特開平6-242097
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 POC成分を失うことなく、短時間にTOCを測定できるようにする。【構成】 通気処理容器2内の試料水の酸性通気処理により発生するPOC成分を捕捉するために、通気処理容器2の出口流路にPOCトラップ管6が配置され、トラップ管6の下流にはPOC酸化管10が配置されている。POC酸化管10の出口流路はNDIR12の光路長の短かい測定セル12aに導かれている。酸性通気処理ずみの試料水を測定するために、試料注入器3で採取された試料が燃焼管8へ注入され、燃焼管8の出口はNDIR12の光路長の長い測定セル12bへ導かれている。POC測定とNPOC測定のための試料量の比率はそれぞれの測定セルの光路長の比率に反比例するように調整する。
請求項(抜粋):
酸性化された一定量の試料水に炭素成分を含まないガスを通気する通気処理部と、通気処理後のガスが送られ、CO2は通過するが有機物は保持し、保持した有機物を加熱により放出するPOCトラップ部と、POCトラップ部から放出されたPOCをCO2に変換するPOC酸化部と、通気処理済みの一定量の試料水中の全炭素をCO2に変換するNPOC酸化部と、測定光軸に対して光路長の異なる2つの測定セルが直列に配置され、光路長の長い測定セルにはNPOC酸化部からのガスが流され、光路長の短かい測定セルにはPOC酸化部からのガスが流される非分散形赤外線式ガス分析計と、を備え、それぞれの測定セルの光路長の比率に反比例するようにPOC測定とNPOC測定のための試料量の比率を調整するように構成したことを特徴とする有機体炭素測定装置。
IPC (4件):
G01N 31/00 ,  G01N 21/35 ,  G01N 21/61 ,  G01N 33/18

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