特許
J-GLOBAL ID:200903099504236732

密着性の優れたラミネート鋼板製多段絞り缶の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-208607
公開番号(公開出願番号):特開平6-031362
出願日: 1992年07月14日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 ラミネート鋼板製2ピース缶、特にDRD缶あるいはDTR缶等の製造方法に関する。多段絞り加工により劣化する密着性の向上対策を製缶工程で行い、密着性を向上させることにより、製缶作業性、缶体品質を確保する。【構成】 熱可塑性樹脂を接着層として有する有機樹脂フィルム積層鋼板を素材として用い、多段絞り加工する。多段絞り加工の途中に、熱可塑性樹脂層の軟化点あるいは融点以上の温度への加熱工程を設定する。積層されるラミネート鋼板は2層構造を有し、鋼板との接着層は低融点で結晶性の小さい熱可塑性樹脂より成り、非接着層は接着層より高融点で、より結晶性の大きな熱可塑性樹脂より成ることが望ましい。樹脂としては、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル等が使用可能であるが、耐熱性、機械的性質、防食性能、フレーバー性、その他の総合性能面より、熱可塑性飽和ポリエステル樹脂系フィルムが望ましい。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂を接着層として有する有機樹脂フィルム積層鋼板を用い、多段絞り加工により深絞り缶を製造する方法において、熱可塑性接着樹脂層の軟化点あるいは融点以上の温度への加熱工程を多段絞り加工工程間に有することを特徴とする密着性の優れたラミネート鋼板製多段絞り缶の製造方法。
IPC (4件):
B21D 51/26 ,  B21D 22/28 ,  B29C 51/08 ,  B29L 22:00

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