特許
J-GLOBAL ID:200903099504767916

降伏強度、靭性および疲労特性に優れる亜熱間鍛造非調質鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-306650
公開番号(公開出願番号):特開平7-157824
出願日: 1993年12月07日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 自動車などの機械構造用部品に使用される非調質鋼を対象とし、従来の非調質鋼では実現が困難であった、高い降伏比、耐久比、靭性、切削性を有する亜熱間鍛造非調質鋼の製造方法を提供する。【構成】C:0.15〜0.5%、Si:0.005〜2%、Mn:0.4〜2%、S:0.01〜0.1%、Al:0.0005〜0.05%、Ti:0.003〜0.05%、N:0.002〜0.02%、V:0.2〜0.7%を含有し、さらに又は特定量のCrほかの1種又は2種以上を含有した鋼に、鍛造仕上げ温度が750〜900°Cの条件で亜熱間鍛造を施し、冷却させ変態が終了した後の金属組織の90%以上がフェライト+パーライト組織であるようにし、これにさらに200〜700°Cの温度で時効処理を行うことを特徴とする降伏強度、靭性及び疲労特性に優れる亜熱間鍛造非調質鋼の製造方法。
請求項(抜粋):
重量比にしてC :0.15〜0.50%Si:0.005〜2.00%Mn:0.40〜2.00%S :0.01〜0.10%Al:0.0005〜0.050%Ti:0.003〜0.050%N :0.0020〜0.0200%V :0.20〜0.70%を含有し残部はFeならびに不純物元素からなる組成の鋼を、Ac3点以上の温度に加熱して、鍛造仕上げ温度が750〜900°Cの条件で亜熱間鍛造を施し、冷却させ変態が終了した後の金属組織の90%以上がフェライト+パーライト組織であるようにし、これにさらに200〜700°Cの温度で時効処理を行うことを特徴とする降伏強度、靭性および疲労特性に優れる亜熱間鍛造非調質鋼材の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

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