特許
J-GLOBAL ID:200903099509884325

トンネル構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相田 伸二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-360305
公開番号(公開出願番号):特開平6-193393
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】隅部が形成された扁平型リングの肉圧を増加させずに、前記扁平型リングを、該扁平型リングのこれら隅部から破壊させることなく、当該扁平型リングを建込手段により支持して順次建て込んでトンネルを構築すること。【構成】隅部2Bf、2Bfが形成された敷設用扁平型リング2Bに、着脱自在な補強ワイヤ16を装着して、扁平型リングの隅部に圧縮力を与えておき、補強部材を装着した扁平型リングを、老朽化トンネル5内に搬入し、扁平型リングを、反転機20の支持装置40Bによりアーチ部内面2Bdとインバート部内面2Beを支持する形で、反転機により順次建て込む際に、支持装置によるこれら内面の支持に伴う扁平型リングの隅部に生じる引張力に対して、補強部材により与えた圧縮力を対抗させるようにしたことを特徴として構成される。
請求項(抜粋):
アーチ部内面及びインバート部内面を有し、これらアーチ部内面とインバート部内面との接続部に隅部が形成された扁平型リングを、トンネル内に搬入し、前記扁平型リングを、該扁平型リングの前記アーチ部内面と前記インバート部内面を、それぞれ前記扁平型リングの内側から外側へ向けて押圧する形で建込手段により支持して順次建て込むトンネル構築方法において、前記扁平型リングに、着脱自在な補強部材を装着して、該扁平型リングの前記隅部に圧縮力を与えておき、前記補強部材を装着した扁平型リングを、該扁平型リングの前記アーチ部内面と前記インバート部内面を、それぞれ前記扁平型リングの内側から外側へ向けて押圧する形で建込手段により支持して順次建て込む際に、前記建込手段より前記扁平型リングの前記隅部に生じる引張力に対して前記圧縮力を対抗させるようにしたことを特徴とするトンネル構築方法。

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