特許
J-GLOBAL ID:200903099516574153
アナログ回路の設計方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大西 孝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-101902
公開番号(公開出願番号):特開平5-274384
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 CAD用コンピュータや回路シミュレータを用いてアナログ回路を設計するに当たり、経験の少ない設計者であっても、容易に設計を行えるようにする。【構成】 CAD用コンピュータには、過去にアナログ回路の設計を行ったときの設計データを記録した回路ライブラリ部、回路シミュレータを利用する上で参考となるメモデータが記録された設計知識格部が設けられている。まず、設計すべきアナログ回路の種類、要求特性等からなる入力データをCAD用コンピュータに入力する。CAD用コンピュータを用いて、最適な設計データを読み出して、アナログ回路の配線を決定する。そしてこの配線のデータ及び設計知識格部に記録された必要なメモデータを外部出力し、回路シミュレータを用いて、要求特性を満たす最適な素子値を決定する。その後、アナログ回路の配線のデータ、最適な素子の値のデータを回路ライブラリ部に、一方、今回の設計を行った過程で得られたメモデータを知識格納部に夫々記憶させる。
請求項(抜粋):
CAD用コンピュータや回路シミュレータを用いてアナログ回路を設計する方法であって、CAD用コンピュータのメモリには、過去にアナログ回路の設計を行ったときの設計データが回路の種類ごとに予め記録されており、このデータベースを回路ライブラリ部とする一方、同様に、少なくとも回路シミュレータを利用する上で参考となるメモデータが予め記録されており、このデータベースを設計知識格部とするとき、まず、設計すべきアナログ回路の種類、要求特性等からなる入力データをCAD用コンピュータに入力し、CAD用コンピュータを用いて、前記入力データに基づいて回路ライブラリ部を検索し、最適な設計データを読み出した後、この設計データを参考にして前記入力データが示す種類のアナログ回路の配線を決定し、決定されたアナログ回路の配線のデータ及び設計知識格部に記録された必要なメモデータを外部出力し、決定されたアナログ回路の配線のデータ、当該アナログ回路を構成する素子の初期設定値を回路シミュレータに夫々入力し、回路シミュレータを用いて、初期設定されたアナログ回路の特性を求め、前記素子の値を変数としてこれを繰り返し行い、前記入力データが示す要求特性を満たす最適な素子値を決定し、その後、このアナログ回路の配線のデータ、最適な素子の値のデータを設計データとして回路ライブラリ部に、一方、今回の設計を行った過程で得られたメモデータを知識格納部に夫々記憶させるようにしたことを特徴とするアナログ回路の設計方法。
IPC (2件):
G06F 15/60 360
, G06F 15/60
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