特許
J-GLOBAL ID:200903099518648111

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-334573
公開番号(公開出願番号):特開平11-223112
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動時におけるベーンによる打音の発生及び始動不良を防止しつつ、その可変制御領域を拡大させることができる弁開閉時期制御装置を提供する。【解決手段】 回転部材(内部ロータ20)を回転伝達部材(外部ロータ30)に対して進角側に所定の付勢力で付勢する付勢手段(トーションコイルスプリング80)を設けると共に、ベーン60が突部31の進角側及び遅角側の周方向端面に当接しない中立位置にある時であって、内燃機関が始動可能な弁開閉時期にある時の回転部材と回転伝達部材の所定の相対位相時に位相保持機構101、102により回転部材と回転伝達部材の相対位相が保持されるようにした。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフト又はカムシャフトの一方と共に回転する回転部材と、該回転部材に所定範囲で相対回転可能に装着され前記クランクシャフト又は前記カムシャフトの他方と共に回転する回転伝達部材と、前記回転部材に設けられたベーンと、前記回転部材と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相である時に前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相を保持する位相保持機構とを備え、前記進角用室及び前記遅角用室へ印加される流体圧によって前記回転部材と前記回転伝達部材が相対回転し、前記クランクシャフトの回転位相に対する前記カムシャフトの回転位相が変更させられることによって前記カムシャフトにより駆動される弁の開閉時期を変更する弁開閉時期制御装置において、前記ベーンにより前記遅角用室の容積が最小とされる最大進角状態における前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相と前記ベーンにより前記進角用室の容積が最小とされる最大遅角状態における前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相の間の中間的な相対位相であって、前記内燃機関が始動可能な弁開閉時期にある時の所定の中間的な相対位相時に前記位相保持機構により前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相が保持されるようにすると共に、前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相を前記内燃機関の始動時に前記所定の相対位相に規制可能な相対位相規制手段を設けたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-074823   出願人:アイシン精機株式会社

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