特許
J-GLOBAL ID:200903099524571880

熱応動式スチームトラップ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-113289
公開番号(公開出願番号):特開2001-295993
出願日: 2000年04月14日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 多量の低温復水を素早く排出できる熱応動式スチームトラップを提供する。【解決手段】 入口1と出口2を有する本体3に蓋4,5を締結してケーシングを形成し、本体3と蓋4の間に弁室6を、本体3と蓋5の間に弁座収容室7を形成する。弁室6と弁座収容室7は通過面積の大きな開口10を介して連通する。弁座収容室7に、弁室6と流出通路12を連通する弁孔13を設けた弁座15を進退可能に配置する。弁座15の背面に入口4から連通路9を介して連通する入口室16を形成し、入口室16に第1熱応動素子17を配置する。第1熱応動素子17はコイル状の形状記憶合金であり、低温時に収縮して弁座15で開口10を開き、高温時に伸長して弁座15で開口10を閉じる。弁室6内に第2熱応動素子19を配置する。第2熱応動素子19は弁座15が開口10を閉じた高温時に弁孔13を開閉する。
請求項(抜粋):
入口と出口を有するケーシング内に弁室を形成し、弁室と出口を連通する通過面積の大きな開口を設け、弁室と出口を連通する弁孔を設けた弁座を開口に対面して変位可能に配置し、入口側の流体温度に応動して開口を低温時に開き高温時に閉じるように弁座に第1熱応動素子を連結し、弁孔を開閉する第2熱応動素子を弁室内に配置したことを特徴とする熱応動式スチームトラップ。

前のページに戻る