特許
J-GLOBAL ID:200903099532118672

反強磁性層と磁性層の積層体及びその積層体を用いた磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-129623
公開番号(公開出願番号):特開平10-320719
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 Mn-Ir系合金よりなる反強磁性層の上に磁性層を積層した構造において反強磁性層から磁性層に強い交換バイアス磁界を印加する。【解決手段】 結晶構造制御層13とMn-Ir系合金反強磁性層15との間に面心立方構造を有する格子整合層14を設け、その格子整合層14の格子定数を結晶構造制御層13の格子定数とMn-Ir系合金層15の格子定数との間の値にする。格子整合層14を設けることでMn-Ir系合金反強磁性層15の結晶配向性が劣化せず、その上の磁性層16に接触する部分が反強磁性を有し、磁性層16に強い交換バイアス磁界を印加することができる。
請求項(抜粋):
基板より、結晶配向性制御層、結晶構造制御層、格子整合層、Mn-Ir系合金よりなる反強磁性層、磁性層の順に積層されており、前記結晶配向性制御層が周期律表のIVa族もしくはVa族元素又はIVa族もしくはVa族元素を主成分とする合金からなり、前記結晶構造制御層、格子整合層及びMn-Ir系合金よりなる反強磁性層が面心立方構造を有し、前記格子整合層の格子定数が前記結晶構造制御層の格子定数とMn-Ir系合金よりなる反強磁性層の格子定数との間にあることを特徴とする積層体。

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