特許
J-GLOBAL ID:200903099542977843
耐熱部材および耐熱部材の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-067079
公開番号(公開出願番号):特開平11-264082
出願日: 1998年03月17日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 遮熱コーティングなどとしてセラミックス層を有する耐熱部材において、セラミックス層内の気孔率の制御性を高めることによって、長時間にわたってセラミックス層の剥離を抑制することを可能にする。これにより、耐熱部材の長寿命化を達成する。【解決手段】 Ni、CoおよびFeから選ばれる少なくとも 1種の元素を主成分とする合金からなる金属基材と、この金属基材上に順に被覆形成されたM-Cr-Al-Y合金層(M:Ni,Co,Fe)およびセラミックス層とを具備する耐熱部材である。セラミックス層3の内部には、WO3 、B2 O3 、Nb2 O3 、Cr2 O3 およびNiOから選ばれる少なくとも 1種の酸化物粒子6が分散されている。酸化物粒子6は熱処理または実使用時の高温環境により除去され、その部分に気孔が形成される。
請求項(抜粋):
Ni、CoおよびFeから選ばれる少なくとも 1種の元素を主成分とする合金からなる金属基材と、前記金属基材上に被覆形成されたM-Cr-Al-Y合金層(ただし、MはNi、CoおよびFeから選ばれる少なくとも 1種の元素を示す)と、前記M-Cr-Al-Y合金層上に設けられたセラミックス層とを具備する耐熱部材において、前記セラミックス層の内部に、酸化タングステン、酸化硼素、酸化ニオブ、酸化クロムおよび酸化ニッケルから選ばれる少なくとも 1種の酸化物粒子が分散していることを特徴とする耐熱部材。
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