特許
J-GLOBAL ID:200903099544915977

金属板のプレス絞り成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-195170
公開番号(公開出願番号):特開平9-038728
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【目的】 絞り成形に際するしわ押え力を適正に制御して、Al合金板等の成形性に劣る金属板を、しわや割れ等の成形不良のない健全な成形品に絞り成形できる金属板のプレス絞り成形方法を提供する。【構成】 絞り成形時のしわ押え力Fを、成形全行程Hの60%未満の領域?@では1.1FM ≦F≦ 1.6FM の範囲内の値で一定に保持し、60%〜90%の領域?Aでは0.5FM ≦F≦{(- 1.5S/H)+2.5 }FM の範囲内で減少させ、90%を越える領域?Bでは 0.5FM ≦F≦ 0.9FM の範囲内として絞り成形する。【効果】 しわ押え力を、成形初期から中期では高くしてしわの発生と成長を抑える一方、成形後期では適正な値に減圧することで割れの発生と材料の過剰な流れ込みによるしわの残留を防ぎ、もって成形性に劣る金属板をしわや割れ等を生じさせることなく複雑形状に絞り成形することができる。
請求項(抜粋):
しわ押え力を負荷して金属板をプレス絞り成形するに際して、前記しわ押え力Fを、成形開始時点から下死点までの成形全行程の、60%未満の領域では下記?@式を満足する初期設定値で一定に保持し、60%以上90%以下の領域では下記?A式を満足する範囲内で減少させ、90%を越える領域では下記?B式を満足する範囲内として絞り成形することを特徴とする金属板のプレス絞り成形方法。 1.1×FM ≦F≦ 1.6×FM --- ?@ 0.5×FM ≦F≦{(- 1.5×S/H)+2.5 }×FM --- ?A 0.5×FM ≦F≦ 0.9×FM --- ?B但し、Fは負荷するしわ押え力、FM は下死点まで一定に保持して割れずに絞り成形できる最大しわ押え力、Sは成形開始点からの成形行程、Hは成形開始点から下死点までの成形全行程である。
IPC (3件):
B21D 24/10 ,  B21D 22/20 ,  B21D 22/22
FI (3件):
B21D 24/10 ,  B21D 22/20 E ,  B21D 22/22

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