特許
J-GLOBAL ID:200903099546354549

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-005993
公開番号(公開出願番号):特開2000-205721
出願日: 1999年01月13日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 冷媒室での凝縮液と冷媒蒸気との干渉を低減して、冷媒の循環性を向上させた沸騰冷却装置1を提供すること。【解決手段】 冷媒槽3は、冷媒室の上端開口部(蒸気流出口17)が液戻り通路の上端開口部(液流入口18)より上方へ突出して設けられ、且つ蒸気流出口17が傾斜して設けられている。この冷媒槽3は、放熱器4の下部タンク21に対し大きく傾斜して組付けられ、且つ下部タンク21内に開口する蒸気流出口17が斜め上方を向くように、発熱体2の取付け面を下向きにして下部タンク21の開口部26に挿入されている。また、下部タンク21内では、蒸気流出口17の最下部の方が液流入口18の最下部より上方に位置し、全体的にも蒸気流出口17の方が液流入口18より高い位置に開口している。
請求項(抜粋):
発熱体の熱を受けて沸騰する液冷媒を貯留する冷媒室と、この冷媒室で沸騰した冷媒蒸気が流出する蒸気流出口と、この蒸気流出口より流出した冷媒蒸気が流れ込む冷媒通路を有し、この冷媒通路を流れる冷媒蒸気を外部流体との熱交換によって冷却する放熱部と、この放熱部で冷却され液化した凝縮液が流れ込む液流入口と、この液流入口より流入した凝縮液を前記冷媒室へ還流させる還流通路と、前記放熱部と前記冷媒室及び前記還流通路との間に設けられ、前記冷媒通路と前記冷媒室及び前記還流通路とを連通する連結タンクとを備え、前記蒸気流出口と前記液流入口は、共に前記連結タンク内に開口し、且つ前記蒸気流出口より前記液流入口の方が低い位置に開口していることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (3件):
F25D 9/00 ,  F28D 15/02 ,  H01L 23/427
FI (3件):
F25D 9/00 D ,  F28D 15/02 M ,  H01L 23/46 A
Fターム (9件):
3L044AA04 ,  3L044BA06 ,  3L044CA13 ,  3L044EA02 ,  3L044KA04 ,  5F036AA01 ,  5F036BA08 ,  5F036BB41 ,  5F036BB53

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