特許
J-GLOBAL ID:200903099546406557

光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-315698
公開番号(公開出願番号):特開2001-093169
出願日: 1999年11月05日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 ランド及びグルーブを持つCD-RW等のCD用と、DVD-RW等のDVD用とに共用でありかつ双方に対してトラックジャンプ時のフォーカス外れを防止する機能装備の光ピックアップ装置10において、フォトダイオード52M,52E,52F,52G,52H,52I,52JもCD用とDVD用とで共用可能にする。【解決手段】 フォトダイオード52Iはフォトダイオード配列方向I側の段のIa,Ib,Icの分割部分と、J側の段のIf,Ke,Idの分割部分とを備える。フォトダイオード52Jはフォトダイオード配列方向I側の段のJd,Je,Jfの分割部分と、J側の段のJc,Jb,Jaの分割部分とを備える。非点収差によるフォーカス制御のフォーカスエラー信号として、フォトダイオード52MのA,B,C,Dの出力を用いるとともに、DVD-RWからデータを読み出すときは、分割部分Ia,Ib,Ie,If,Ja,Jb,Je,Jfの出力を用い、CDからデータを読み出すときは、分割部分Ib,Ic,Id,Ie,Jb,Jc,Jd,Jeの出力を用いる。
請求項(抜粋):
半径方向へランドとグルーブとを交互にもつ光ディスクがあって、その光ディスクに含まれる第1の光ディスク及び第2の光ディスクでは、光ディスクの半径方向へ隣接するランド及びグルーブの中心線間の半径方向間隔がそれぞれL1,L2であり、かつL1<L2であり、光ディスクの半径方向へ並ぶ複数個のランド及びグルーブにそれぞれ専用の光スポットを照射し、光スポットの列で中央の光スポットを0番の光スポットとし、0番の光スポットに対して0番の光スポットの両側に対称に並ぶ対の光スポットについて、0番の光スポットに近い方の対の光スポットから順番に1番からp(pは1以上の整数)番までの番号を付けて呼ぶことにし、第1の光ディスクのL1及び第2の光ディスクのL2に応じて光スポット配列の光スポット間隔を切替えて、光スポットのランド及びグルーブの間隔に適合するように、光スポットを照射して、複数個のトラック部位からデータを同時に読み出すようになっている光ピックアップ装置(10)において、0番の光スポットからの反射光を検出する0番用光検出器(52M)と、q番(qはpを越えない奇数)の対の光スポットからの反射光を検出する2個のq番用光検出器(52I,52J)とが設けられ、前記0番用光検出器(52M)及び前記q番用光検出器(52I,52J)の受光面上で、前記0番用光検出器(52M)及び前記q番用光検出器(52I,52J)の配列方向に対して直角方向を幅方向と定義し、前記0番用光検出器(52M)は、配列方向及び幅方向へそれぞれ2分割され、これにより、前記0番用光検出器(52M)は、幅方向へ順番に、配列方向の第1の側にはA,Bの分割部分を、また、第1の側とは反対側の第2の側にはD,Cの分割部分をそれぞれ有し、両q番用光検出器(52I,52J)の一方としての第1のq番用光検出器(52I)は、配列方向へは2分割され、幅方向へは3分割され、これにより、前記第1のq番用光検出器(52I)は、配列方向第1の側には幅方向へ順番にQ1a,Q1b,Q1cの分割部分を、また、配列方向第2の側には幅方向へ順番にQ2f,Q2e,Q2dをそれぞれ有し、第1の光ディスクからのデータ読出しの場合には、q番の光スポットからの反射光は、Q1a,Q1b,Q1e,Q1fの分割部分の共通頂点に位置するようになっており、第2の光ディスクからのデータ読出しの場合には、q番の光スポットからの反射光は、Q1b,Q1c,Q1d,Q1eの分割部分の共通頂点に位置するようになっており、両q番用光検出器(52I,52J)の他方としての第2のq番用光検出器(52J)は、配列方向へは2分割され、幅方向へは3分割され、これにより、前記第2のq番用光検出器(52J)は、配列方向第1の側には幅方向へ順番にQ2d,Q2e,Q2fの分割部分を、また、配列方向第2の側には幅方向へ順番にQ2c,Q2b,Q2aをそれぞれ有し、第1の光ディスクからのデータ読出しの場合には、q番の光スポットからの反射光は、Q2a,Q2b,Q2e,Q2fの分割部分の共通頂点に位置するようになっており、第2の光ディスクからのデータ読出しの場合には、q番の光スポットからの反射光は、Q2b,Q2c,Q2d,Q2eの分割部分の共通頂点に位置するようになっており、A,B,C,D,Q1a,Q1b,Q1c,Q1d,Q1e,Q1f,Q2a,Q2b,Q2c,Q2d,Q2e,Q2fの分割部分の出力をそれぞれ,OA,OB,OC,OD,O1a,O1b,O1c,O1d,O1e,O1f,O2a,O2b,O2c,O2d,O2e,O2fとし、さらに、FEM=(OA+OC)-(OB+OD)、FES1=(O1a+O1e)-(O1b+O1f)+(O2a+O2e)-(O2b+O2f)、FES2=(O1b+O1d)-(O1c+O1e)+(O2b+O2d)-(O2c+O2e)、FE1=k1・FEM+k2・FES1とし(ただし、k1,k2は係数)、FE2=k3・FEM+k4・FES2とし(ただし、k3,k4は係数)、第1の光ディスクからのデータ読出し時では、FE1をフォーカスエラー信号に用いて、前記対物レンズ(30)のフォーカス制御を行い、第2の光ディスクからのデータ読出し時では、FE2をフォーカスエラー信号に用いて、前記対物レンズ(30)のフォーカス制御を行うようになっていることを特徴とする光ピックアップ装置。
IPC (3件):
G11B 7/09 ,  G11B 7/13 ,  G11B 7/14
FI (3件):
G11B 7/09 B ,  G11B 7/13 ,  G11B 7/14
Fターム (47件):
5D118AA03 ,  5D118AA13 ,  5D118AA14 ,  5D118AA29 ,  5D118BA01 ,  5D118BB02 ,  5D118CA23 ,  5D118CC12 ,  5D118CC15 ,  5D118CD02 ,  5D118CF05 ,  5D118CF08 ,  5D118CG05 ,  5D118CG09 ,  5D118CG24 ,  5D118CG26 ,  5D118CG33 ,  5D118CG36 ,  5D118CG38 ,  5D118CG44 ,  5D118DA33 ,  5D118DA42 ,  5D118DB04 ,  5D118DB08 ,  5D118DB12 ,  5D119AA05 ,  5D119AA06 ,  5D119AA28 ,  5D119AA41 ,  5D119BA01 ,  5D119CA16 ,  5D119EB08 ,  5D119EB14 ,  5D119EC07 ,  5D119EC20 ,  5D119EC44 ,  5D119FA02 ,  5D119FA09 ,  5D119JA02 ,  5D119JA43 ,  5D119KA02 ,  5D119KA04 ,  5D119KA08 ,  5D119KA19 ,  5D119KA20 ,  5D119KA27 ,  5D119KA28
引用特許:
出願人引用 (3件)

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