特許
J-GLOBAL ID:200903099549259431

相乗的安定剤混合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048142
公開番号(公開出願番号):特開平8-245834
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【課題】酸化、熱および光誘発性崩壊に対する有機材料の安定剤を提供する。【解決手段】2種の特定の高分子量ポリアルキルピペリジン誘導体類からなる相乗的安定剤混合物、および該安定剤混合物と有機材料とからなる組成物。例えば以下の成分a)と、成分b)とからなる安定剤混合物{成分a)は【化1】の化合物の少なくとも1種であり、成分b)は、例えば【化2】である〔R1 =C1-10アルキル,(アルキル置換)C5-12シクロアルキル、(アルキル置換)フェニル;R2 =C3-10アルキレン;R3 =H,C1-8 アルキル、O・、-CH2 CN,C3-6 アルケニル、(アルキル置換)C7-9 フェニルアルキル;C1-8 アシル;n1 =1-50,n2 =2-20〕}。
請求項(抜粋):
以下の成分a)と、以下の成分b),c),d),e),f)もしくはg)とからなる安定剤混合物であって、成分a)は式I【化1】(式中、R1 は炭素原子数1ないし10のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル置換炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基または炭素原子数1ないし10のアルキル置換フェニル基を表し;R2 は炭素原子数3ないし10のアルキレン基を表し;R3 は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、O・、-CH2 CN、炭素原子数3ないし6のアルケニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル基において炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基;または炭素原子数1ないし8のアシル基を表し;およびn1 は1ないし50の数を表す。)で表される化合物の少なくとも一種であり;成分b)は式II【化2】〔式中、R4 、R6 、R7 およびR8 は、互いに独立して、水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル置換炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、-OHおよび/または炭素原子数1ないし10のアルキル基で置換されたフェニル基;炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル基において-OHおよび/または炭素原子数1ないし10のアルキル基で置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基;または式III【化3】で表される基を表し;R5 は炭素原子数2ないし18のアルキレン基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン基または炭素原子数1ないし4のアルキレンジ(炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン)基を表すか;あるいは基R4 、R5 およびR6 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって5-ないし10-員の複素環を作成するか;あるいは基R7 およびR8 は、それらが結合している窒素原子と一緒になって5-ないし10-員の複素環を作成し;R9 はR3 に対して定義される意味を表し;n2 は2ないし50の数を表し;ならびに基R4 、R6 、R7 およびR8 の少なくとも一種は式(III )で表される基を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種であり;成分c)は下式IVa【化4】(式中、n3'、n3 " およびn3"' は、互いに独立して、2ないし12の数を表す。)で表されるポリアミンと塩化シアヌルとの反応により得られる生成物と、下式IVb【化5】(式中、R10は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基または炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表しおよびR11は上記R3 に対して定義されたと同じ意味を表す。)で表される化合物とを反応させることにより得られる生成物を表し;成分d)は式(V)【化6】(式中、R12は水素原子またはメチル基を表し;R13は直接結合または炭素原子数1ないし10のアルキレン基を表しおよびn4 は2ないし50の数を表す。)で表される化合物の少なくとも一種であり;成分e)は式(VIa)および(VIb)【化7】(式中、n5 およびn5 * は、互いに独立して、2ないし50の数を表す。)で表される化合物の少なくとも一種であり;成分f)は式(VII )【化8】〔式中、R14およびR18は、互いに独立して、直接結合または基:-N(X1 )-CO-X2 -CO-N(X3 )-(基中、X1 およびX3 は、互いに独立して、水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基または式III で表される基を表し;X2 は直接結合または炭素原子数1ないし4のアルキレン基を表す。)を表し;R15はR3 に対して定義された意味を表し;R16、R17、R20およびR21は、互いに独立して、水素原子、炭素原子数1ないし30のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基またはフェニル基を表し;R19は水素原子、炭素原子数1ないし30のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル基または式III で表される基を表し;ならびにn6 は1ないし50の数を表す。〕で表される化合物の少なくとも一種であり;成分g)は式(VIII)【化9】(式中、R22、R23、R24、R25およびR26は、互いに独立して、直接結合または炭素原子数1ないし10のアルキレン基を表し、R27はR3 に対して定義された意味と同じであり;およびn7 は1ないし50の数を表す。)で表される化合物の少なくとも一種である、安定剤混合物。
IPC (11件):
C08K 5/54 KCD ,  C08K 5/3435 KBH ,  C08K 5/3492 KBN ,  C08K 5/353 KBP ,  C08L 23/04 KFP ,  C08L 23/10 KFB ,  C08L 53/00 LLW ,  C08L 53/00 LLX ,  C08L 71/02 LQE ,  C08L 79/04 LRA ,  C08L 83/06 LRY
FI (11件):
C08K 5/54 KCD ,  C08K 5/3435 KBH ,  C08K 5/3492 KBN ,  C08K 5/353 KBP ,  C08L 23/04 KFP ,  C08L 23/10 KFB ,  C08L 53/00 LLW ,  C08L 53/00 LLX ,  C08L 71/02 LQE ,  C08L 79/04 LRA ,  C08L 83/06 LRY

前のページに戻る