特許
J-GLOBAL ID:200903099550986380

微小球突出型着色等の被膜付き再帰反射体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 英朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-131311
公開番号(公開出願番号):特開平11-305020
出願日: 1998年04月24日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 微小球突出型でかつ微小球の前面部や側面部に着色等の被膜を有する再帰反射体の製造方法として、被膜を極薄や均一な厚さにすることができ、かつ着色の場合に着色意匠を表示可能な形態で行なうことができるものを提供する。【解決手段】 仮付着基材22上に、熱加圧時の熱軟化温度が90°Cの仮付着剤23を介して、熱加圧時の熱軟化温度が120°Cの着色・保護・補強被膜24を積層して、着色・保護・補強被膜転写シート21aを形成し、これを予め形成した微小球15露出型再帰反射基体11上に設置した状態で、全体を110°Cの温度で熱加圧し、微小球15により着色・保護・補強被膜24を仮付着剤23中へ押動変形することにより、着色・保護・補強被膜24を微小球15の前面部から側面部に沿って接着する。この後仮付着基材22と仮付着剤23を剥離して、微小球15の前面部に着色・保護・補強被膜24が隣接する再帰反射体30を形成する。
請求項(抜粋):
仮付着基材上に熱軟化・剥離性仮付着剤を介して熱接着性の着色等の被膜を積層した転写シートを、微小球露出型再帰反射基体上に、着色等の被膜側を対接させて設置した状態で全体を熱加圧した後、転写シートの仮付着基材を仮付着剤とともに剥離することからなり、仮付着剤と着色等の被膜は、熱加圧時の熱軟化温度を異にし、かつ熱加圧温度が、仮付着剤と着色等の被膜膜の熱加圧時の両熱軟化温度間の温度以上であることを特徴とする、微小球突出型着色等の被膜付き再帰反射体の製造方法。

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