特許
J-GLOBAL ID:200903099551189220
核酸の細胞中への移動方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-298141
公開番号(公開出願番号):特開2002-153270
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】【課題】 核酸の細胞中への移動を促進する方法及びこの目的のために有用な新規なカチオン性の両親媒性化合物を提供する。【解決手段】 カチオン性脂質と、共同する脂質との混合脂質分散体を適当なキャリア溶媒中において調製し、核酸の哺乳動物細胞内への移動を促進する方法。この脂質は、コレステロールに由来する親油性基と; -(CO)-O-及び-O-(CO)-からなる群から選ばれるリンカー結合と;炭素数1〜20の直鎖または分枝鎖アルキル鎖を有するスペーサーアームと;第一級、第二級、第三級及び第四級アミノ基を含む群から選ばれるカチオン性アミノ基とを含む構造を有している。さらに、この方法は、核酸をこの分散体に添加し複合体を形成することを含む。その後紬胞をこの複合体で処理する。この目的に有用な新規なカチオン性両親媒性化合物もまた、開示されている。
請求項(抜粋):
混合された脂質の安定な水性分散体により、ヒトを除く哺乳動物細胞内への核酸の移動を促進する方法であって、前記分散体は、コレステロールに由来する親油性基と、-(CO)-O-及び-O-(CO)-からなる群から選択されるリンカー結合と、炭素数1〜20の直鎖または分枝鎖アルキル鎖を有するスペーサーアームと、第一級アミノ基、第二級アミノ基、第三級アミノ基及び第四級アミノ基からなる群から選択されるカチオン性アミノ基とを含有する構造を有する(但し、リンカーとスペーサーとの間の結合は、-O-O-を含まない)、弱いプロテインキナーゼCの阻害剤であるカチオン性脂質と、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミンからなる群から選択される共同する脂質とを含んでなり、前記方法は、混合脂質の前記水性分散体と核酸とを混合し、それにより分散体/核酸複合体を形成するステップと、前記複合体によりトランスフェクトされる細胞をインキュベートして、核酸が細胞内に移動することを促進するステップとを含むことを特徴とする方法。
Fターム (5件):
4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA11
引用特許:
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