特許
J-GLOBAL ID:200903099555488728

最適命令列選択実行システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-336203
公開番号(公開出願番号):特開平7-200308
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】実行効率の分からないオブジェクトを複数出力し、最も効率の良いものが最も多く実行されるようオブジェクトを出力する。【構成】実行してみないと実行効率の分からない複数のオブジェクトが生成可能な中間コードを検出する複数命令列生成可能中間コード検出手段11と、検出された中間コードに対し、複数のオブジェクトの各々を実行し、そのうち最も実行効率の良いものを記録し、以降その部分の実行は最も効率の良いオブジェクトのみを実行する中間コードに変換する中間コード変換手段12を有する最適化部1から構成されることを特徴とする。【効果】実行効率が予め分からない複数のオブジェクトが生成可能なとき、最も効率の良いオブジェクトができるだけ多く実行可能になる。
請求項(抜粋):
電子計算機システムに対して、与えられたソース・プログラムから目的プログラムを生成して供給するコンパイラの最適命令列選択実行システムであって、ソース・プログラムの文解釈を行って中間コードに展開する構文解析部、中間コードのレベルでプロセッサを有効に利用するための最適化を施す最適化部、および目的プログラム生成部をそなえており、前記最適化部が、ソース・プログラムの一部分に対応するループ内にある一連の中間コードに対し、同じ計算結果を得る別の中間コードに変換することが可能で、いずれの中間コードによる目的プログラムが速く結果を計算できるのかが、その部分の目的プログラムを実行してみなくては判断できない一連の中間コードを検出し、記録する複数命令列生成可能中間コード検出手段と、この複数命令列生成可能中間コード検出手段で検出された一連の中間コードに対しては、複数の同じ計算結果を得る中間コードに変換し、変換された各中間コードを実行しそのうち最も速く実行を終了する中間コードが判明したとき判明した情報を記録し、判明時以降のその部分の実行は最も速く実効を終了する中間コードを実行する中間コードに変換する中間コード変換手段とを含むことを特徴とする最適命令列選択実行システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 並列実行方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-207152   出願人:日本電気株式会社

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