特許
J-GLOBAL ID:200903099567495843

2次元撮像装置のレンズ歪曲収差補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-155263
公開番号(公開出願番号):特開平7-015647
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 2次元撮像装置のレンズの歪曲収差による影響を小さくし、精度の高い計測を可能にする。【構成】 4つの直線部分を有するマスターワークをテレビカメラで撮像し、テレビカメラの画面座標系において、マスターワークの画像データの中から4つの直線部分画像データE1、E2、E3、E4を抽出し、各直線部分画像データの曲率円C1、C2、C3、C4を求め、2組の2つの曲率円について、2つの曲率円の2つの交点P1、P2、P3、P4を通る直線L1、L2を求め、2つの直線の交点Cをテレビカメラのレンズの中心とし、レンズの中心座標と1つの曲率円上の3つの点の座標とから、レンズの歪曲率を補正する歪曲補正係数を算出し、上記のようにして求めたレンズの中心座標と歪曲補正係数に基づいて任意の点の座標値を補正する。
請求項(抜粋):
4つ以上の直線部分を有する被測定物を2次元撮像装置で撮像し、2次元撮像装置の画面座標系において、被測定物の画像データの中から4つ以上の直線部分画像データを抽出し、各直線部分画像データの曲率円を求め、複数組の2つの曲率円について、2つの曲率円の2つの交点を通る直線を求め、これら複数の直線の交点を2次元撮像装置のレンズの中心とし、このレンズの中心座標と1つの曲率円上の3つ以上の点の座標とから、レンズの歪曲率を補正する歪曲補正係数を算出し、上記のようにして求めたレンズの中心座標と歪曲補正係数に基づいて任意の点の座標値を補正することを特徴とする2次元撮像装置のレンズ歪曲収差補正方法。

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