特許
J-GLOBAL ID:200903099568130261

移動通信システムの基地局における送信電力制御方法並びに移動通信システムにおける基地局及び移動機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336879
公開番号(公開出願番号):特開平11-177488
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 移動機に割り当てた通信チャネルで、基地局が通信開始時から最適な送信電力で通信することにより、他の通信チャネルへの干渉電力を抑圧すると共に、他の通信チャネルからの干渉に影響されることを防止し、通信品質の向上及び通信チャネル容量の増大を目的とする。【解決手段】 移動機が制御チャネルを用いて、最初は小さい送信電力で基地局にアクセスメッセージを送信し、基地局からの応答を受信するまで徐々に送信電力を増加させ、必要最小限の送信電力で基地局にアクセスメッセージを送信する符号分割多重接続の移動通信システムにおいて、移動機が基地局に送信するアクセスメッセージに移動機の送信電力を付加して基地局に通知する手段と、移動機から受信したアクセスメッセージに付加された移動機の送信電力値を基に、移動機に割り当てた通信チャネルで基地局が通信開始時に送信すべき初期送信電力値を算出する手段とを備える。
請求項(抜粋):
移動機から基地局に対して通信の開始を要求する信号であるアクセスメッセージを予め定められた移動機送信電力により移動機が送信する段階と、前記アクセスメッセージに対して基地局が応答した信号であるアクセスメッセージ応答を移動機が受信するまで、移動機送信電力の漸増と共に前記アクセスメッセージの送信を繰り返す段階と、基地局が前記アクセスメッセージを受信するアクセスメッセージ受信段階と、基地局が前記アクセスメッセージ応答を送信する段階と、移動機が前記アクセスメッセージ応答を受信した後、移動機と基地局との通信を開始する段階と、移動機の受信状態を基地局に報告する信号である受信状態報告を通信開始後移動機が送信する受信状態報告段階とを含む移動通信システムの基地局における送信電力制御方法において、移動機が前記アクセスメッセージに移動機送信電力を付加する段階と、前記アクセスメッセージに付加された移動機送信電力に応じて基地局が基地局送信電力を定める基地局送信電力決定段階とを含むことを特徴とする移動通信システムの基地局における送信電力制御方法。
IPC (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 1/04 ,  H04Q 7/38
FI (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 1/04 E ,  H04B 7/26 109 N
引用特許:
審査官引用 (3件)

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