特許
J-GLOBAL ID:200903099573166991

磁器コンデンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 法明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-147014
公開番号(公開出願番号):特開平5-270905
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 高温におけるCR積の大きな誘電体磁器組成物を備えた磁器コンデンサ及びその製造方法を提供すること。【構成】 誘電体磁器組成物が、100.0重量部の基本成分と、0.2〜5.0重量部の添加成分との混合物を焼成したものからなり、基本成分が、(1-α)(Bak-(x+y)MxLy)OkTiO2+α(R1-zR′Z)O3/2(但し、MはMg及び/またはZn、LはCa及び/またはSr、RはLa,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm及びEuから選択された1種または2種以上の元素、R′は、Sc,Y,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb及びLuから選択された1種または2種以上の元素)で表される物質からなり、添加成分がB2 O3 とSiO2 とMO(但し、MOはBaO,SrO,CaO,MgO及びZnOから選択された1種または2種以上の酸化物)とからなる。
請求項(抜粋):
誘電体磁器組成物からなる1または2以上の誘電体磁器層と、この誘電体磁器層を挟持している少なくとも2以上の内部電極とを備えた磁器コンデンサにおいて、前記誘電体磁器組成物が、100.0重量部の基本成分と、0.2〜5.0重量部の添加成分との混合物を焼成したものからなり、前記基本成分が、(1-α)(Ba<SB>k-(x+y)</SB>M<SB>x</SB>L<SB>y</SB>)O<SB>k</SB>TiO<SB>2</SB>+α(R<SB>1-z</SB>R′<SB>Z</SB>)O<SB>3/2</SB>(但し、MはMg及び/またはZn、LはCa及び/またはSr、RはLa,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm及びEuから選択された1種または2種以上の元素、R′は、Sc,Y,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb及びLuから選択された1種または2種以上の元素、α,k,x,y,zは、0.002≦α≦0.061.00≦k≦1.050≦x<0.100≦y≦0.050.01≦x+y≦0.100.5≦z≦0.9を満足する数値)で表される物質からなり、前記添加成分がB<SB>2</SB> O<SB>3</SB> とSiO<SB>2</SB> とMO(但し、MOはBaO,SrO,CaO,MgO及びZnOから選択された1種または2種以上の酸化物)とからなり、前記B<SB>2</SB> O<SB>3</SB> と前記SiO<SB>2</SB> と前記MOとの組成範囲が、これらの組成をモル%で示す三角図において、前記B<SB>2</SB> O<SB>3</SB> が1モル%、前記SiO<SB>2</SB> が80モル%、前記MOが19モル%の組成を示す第1の点Aと、前記B<SB>2</SB> O<SB>3</SB> が1モル%、前記SiO<SB>2</SB> が39モル%、前記MOが60モル%の組成を示す第2の点Bと、前記B<SB>2</SB> O<SB>3</SB> が29モル%、前記SiO<SB>2</SB> が1モル%、前記MOが70モル%の組成を示す第3の点Cと、前記B<SB>2</SB> O<SB>3</SB> が90モル%、前記SiO<SB>2</SB> が1モル%、前記MOが9モル%の組成を示す第4の点Dと、前記B<SB>2</SB> O<SB>3</SB> が90モル%、前記SiO<SB>2</SB> が9モル%、前記MOが1モル%の組成を示す第5の点Eと、前記B<SB>2</SB> O<SB>3</SB> が19モル%、前記SiO<SB>2</SB> が80モル%、前記MOが1モル%の組成を示す第6の点Fとをこの順に結ぶ6本の直線で囲まれた領域内にあることを特徴とする磁器コンデンサ。
IPC (3件):
C04B 35/46 ,  H01B 3/12 330 ,  H01G 4/12 415
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-278416
  • 特開平2-049308
  • 特開昭60-124304
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