特許
J-GLOBAL ID:200903099575336045

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-280658
公開番号(公開出願番号):特開平11-115450
出願日: 1997年10月14日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 送風ユニット2および空調ユニット3を車両左右方向の中央部に配置する完全センター置きレイアウトにおいて、内外気2層モードの成立と、車両上下方向寸法の短縮とを図る。【解決手段】 車両左右方向に延びる回転軸10eに、複数の遠心ファン10a〜10dを連結し、この複数の遠心ファンのそれぞれの吸入側に対応して、外気吸入口5a〜5cおよび内気吸入口6a〜6cを設け、内外気2層モード時の、内気送風用の遠心ファン10b、10cのファンケーシング10h、10iの空気吹出方向が下向きとなり、外気送風用の遠心ファン10a、10dのファンケーシング10g、10jの空気吹出方向が上向きとなるようにした。
請求項(抜粋):
空気を吸込み送風する送風ユニット(2)、およびこの送風ユニット(2)からの空調空気の温度調整を行う空調ユニット(3)を有し、車両左右方向の中央部にて、前記送風ユニット(2)が車両前方側に位置し、前記空調ユニット(3)が車両後方側に位置するように、この両ユニット(2、3)を配置し、前記空調ユニット(3)に、空気通路を形成するケース(20)と、このケース(20)内に収容され、送風ユニット(2)からの空調空気を加熱する暖房用熱交換器(25)とを備え、この暖房用熱交換器(25)の空気下流側に、車室内の乗員足元に空気を吹き出すフット吹出開口部(32)、車室内の乗員頭部に向かって空気を吹き出すフェイス吹出開口部(31)、および車両窓ガラスに向かって空気を吹き出すデフロスタ吹出開口部(30)を配置し、前記ケース(20)内の空気通路を車両上下方向に2つに仕切って、前記ケース(20)内の車両下方側に、内気が流れる第1空気通路(22)を形成するとともに、前記ケース(20)内の車両上方側に、外気が流れる第2空気通路(23)を形成し、前記フット吹出開口部(32)と前記デフロスタ吹出開口部(30)の両方から同時に空気を吹き出す吹出モードが設定されたとき、前記内気を前記第1空気通路(22)を通して前記フット吹出開口部(32)から吹き出し、前記外気を前記第2空気通路(23)を通して前記デフロスタ吹出開口部(30)から吹き出す内外気2層モードを設定する完全センター置きレイアウトの車両用空調装置において、前記送風ユニット(2)には、車両左右方向に延びるように配置された回転軸(10e)と、この回転軸(10e)に車両左右方向にずらして連結された複数の送風ファン(10a〜10d、101〜103)と、この複数の送風ファン(10a〜10d、101〜103)を収容するファンケーシング(10g〜10j、101a〜103a)とを備え、前記複数の送風ファン(10a〜10d、101〜103)のそれぞれの吸入側に対応して、前記外気を吸入する外気吸入口(5a、5b、5c)および前記内気を吸入する内気吸入口(6a、6b、6c)を設け、さらに、前記内外気2層モード時に、前記複数の送風ファン(10a〜10d、101〜103)のうち、前記内気吸入口(6a、6b、6c)からの内気を送風する送風ファン(10b、10c、102)のファンケーシング(10h、10i、102a)の空気吹出方向が下向きとなり、前記外気吸入口(5a、5b、5c)からの外気を送風する送風ファン(10a、10d、101、103)のファンケーシング(10g、10j、101a、103a)の空気吹出方向が上向きとなるように、前記両ファンケーシング(10h、10i、102a)、(10g、10j、101a、103a)の形状が車両上下方向にずれていることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00
FI (3件):
B60H 1/00 102 E ,  B60H 1/00 102 A ,  B60H 1/00 102 F

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