特許
J-GLOBAL ID:200903099577366936

硬質被覆層がすぐれた層間密着性を有する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-284264
公開番号(公開出願番号):特開平8-118108
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 硬質被覆層がすぐれた層間密着性を有する被覆超硬合金製切削工具を提供する。【構成】 被覆超硬合金製切削工具が、超硬合金基体の表面に、粒状結晶組織を有するTiN層の第1層、縦長成長結晶組織を有するTiCN層の第2層、粒状結晶組織を有するTiC層の第3層、同じく粒状結晶組織を有するTiCO層またはTiCNO層の第4層、およびカッパー型結晶を主体とする組織を有するAl2 O3 層の第5層、さらに必要に応じて粒状結晶組織を有するTiN層の第6層からなり、かつ前記第1〜3層の結晶粒界に基体を構成する成分のうちの少なくともWとCoが拡散含有する硬質被覆層を3〜30μmの平均層厚で形成したものからなる。
請求項(抜粋):
全体的に均質な炭化タングステン基超硬合金基体、または表面部に結合相富化帯域を有する炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、窒化チタンの第1層、炭窒化チタンの第2層、炭化チタンの第3層、炭酸化チタンまたは炭窒酸化チタンの第4層、および酸化アルミニウムの第5層からなる硬質被覆層を3〜30μmの平均層厚で形成してなる表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具において、(a) 上記第1層、上記第3層、および第4層を粒状結晶組織、上記第2層を縦長成長結晶組織、上記第5層をカッパー型結晶を主体とした組織とすると共に、(b) 上記第1層、上記第2層、および上記第3層の結晶粒界に、上記基体を構成する成分のうちの少なくともWとCoが拡散含有すること、を特徴とする硬質被覆層がすぐれた層間密着性を有する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具。
IPC (5件):
B23B 27/14 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/30 ,  C23C 16/32 ,  C23C 28/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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