特許
J-GLOBAL ID:200903099586613989

蒸気透過性コーチングを有する浸透デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-505035
公開番号(公開出願番号):特表平8-507087
出願日: 1994年05月19日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】水蒸気を吸収したのち水性環境へ有用物質を制御放出する浸透デバイス。このデバイスは壁に囲まれた有用物質および必要な場合にはオスマゲントを含有する親水性配合物を含む。壁は少なくとも一部は、約0.1-約30μmの平均孔径を有する疎水性半透膜で形成されている。細孔は実質的に気相で満たされている。疎水膜は蒸気相の水に対して透過性であり、また疎水膜は約100Pa未満の圧力では水性媒質に対して不透過性である。有用物質は、デバイスコア内へ十分な水を吸収した時点で浸透輸送または浸透バーストにより放出される。これらのデバイスは、有用物質と水性媒質中の溶解または懸濁されたイオン(たとえば水素またはヒドロキシル)その他の物質との不相溶性を最小限に抑える。有用物質が放出されるまで有用物質と水性媒質の接触が起こらないからである。これは、水蒸気に対する半透膜の選択透過性により生じる。さらに、これらの蒸気透過膜に付随する高い水の流入は、溶解度の低い有用物質の放出および高用量の有用物質の放出を促進する。
請求項(抜粋):
有用物質を水性環境へ制御放出するための a.有用物質およびオスマゲントを含む親水性配合物; b.親水性配合物を囲む壁であって、壁の少なくとも一部は平均孔径約0.1-約30μmの細孔を有する疎水性半透膜で形成され、細孔は実質的に気相で満たされ、疎水膜は蒸気相の水に対して透過性であり、かつ疎水膜は約100Pa未満の圧力では液状の水に対して不透過性であるものを含む浸透デバイス。

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