特許
J-GLOBAL ID:200903099591383100

クラッキング加工による破断面の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309873
公開番号(公開出願番号):特開平6-158111
出願日: 1992年11月19日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 クラッキング加工時に適正な破断面を得ることを目的とする。【構成】 クラッキング加工時の破断予定面6を周縁部に有するように、コンロッド1のロッド部4とキャップ部5を分割して粉末成形を行い、作製された分割体の破断予定面(分割面)6の周縁部を有する一部に薄膜体(介在物)7を挿入する。その後、分割された成形体を再びプレスし一体化する。一体化された成形体を焼結し破断予定面に脆弱物層を形成する。焼結後サイジングされた成形体に破断の為の外力を加えた時、破断予定面6に前記脆弱物を起点としてクラックが発生し、容易に適正な破断面を得ることができる。
請求項(抜粋):
少なくともお互いに対向する分割面の周縁部の一部が破断予定面となるように粉末材料を成形する分割体成形工程と、焼結後に脆弱物として焼結体中に残存する介在物を破断予定面であってお互いに対向する前記分割面の間に少なくとも前記介在物の端部の一部が外界と接するように配する介在物層形成工程と、前記分割体を最終形状に成形する一体成形工程と、該一体成形された成形体を焼結する焼結工程と、該焼結された成形体に外力を与え前記介在物を配した部分を起点としてクラックを発生させ破断させる破断工程と、を含んでなることを特徴とするクラッキング加工による破断面の形成方法。
IPC (3件):
B22F 3/24 ,  B26F 3/04 ,  F16C 7/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-086101

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