特許
J-GLOBAL ID:200903099593819169
ストリップライン導波管変換回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-331262
公開番号(公開出願番号):特開平8-162810
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 導波管壁の不連続性をなくし、量産時の特性の均一性を保持できる構造のストリップライン導波管変換回路を提供する。【構成】 誘電体多層基板1の両表面側の導体を接地導体として用い、中間の誘電体層にマイクロストリップアンテナ5を形成し、両接地導体(2と3)の対応する位置の導体を導波管開口形状に削除して導体逃げ部6a、6bを形成し、導体逃げ部の外周囲に形成した導体穴7で両接地導体を接続して導波管壁を構成してある。導体逃げ部6aに合わせて金属製キャップ8が設定され、導体逃げ部6bに合わせて導波管開口が設定されるが、導波管開口と金属製キャップ間に導波管壁の不連続性はない。アンテナの先端と導波管壁との距離は、多層基板のパターンの精度内で一定であるから、量産時の特性の均一性を確保できる。
請求項(抜粋):
少なくとも2層以上の誘電体多層基板の一方の表面側誘電体層の表面に形成される導体(第1表面導体)と他方の表面側誘電体層の表面に形成される導体(第2表面導体)をそれぞれ接地導体とし; 中間の1つの誘電体層の片面にストリップラインアンテナを形成し; このストリップラインアンテナの形成位置に対応する第1及び第2の接地導体それぞれの対応面位置に導波管開口に相当する形状に導体を削除した導体逃げ部を形成し; 両接地導体間を電気的に接続する導体丸穴をこの導体逃げ部の外周囲にその周形状に沿って所定の間隔で形成し; 第2表面接地導体がその導体逃げ部が導波管開口部に位置決めされて導波管と接続されるとすれば第1表面接地導体の導体逃げ部外周囲にショート板として機能する金属製キャップが固定される; ことを特徴とするストリップライン導波管変換回路。
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