特許
J-GLOBAL ID:200903099600395469

目標信号自動検出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 憲保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189627
公開番号(公開出願番号):特開平11-038126
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 目標が移動して、得られる周波数パターンが変化しても、目標の相対速力に応じて窓を適応的に移動して、目標パターンを切り出すことで、常に安定した目標類別精度を実現する。【解決手段】 一次検出部3は、振幅値の時系列信号に対し粗い周波数分析を行い周波数パターンを生成し、これから目標の相対速力を推定するとともに、目標の相対速力近傍の周波数パターンを切り出し、目標らしき物体からの反響信号を検出するとともに、この反響信号の存在する信号区間を算出する。二次検出部5は、切り出された振幅値の時系列信号に対し、詳細な周波数分析を行い周波数パターンを生成し、推定された目標の相対速力を用い、この周波数パターンから目標の相対速力近傍の周波数パターンを切り出しこの周波数パターンがどのような物体から反射されたものであるかを判定する。
請求項(抜粋):
音波や電磁波を発信しその発信信号に対する目標からの反響信号を検出する目標自動検出方法であって、前記反響信号を含む受信信号に整相処理を施し、振幅値の時系列信号を出力する第1のステップと、前記振幅値の時系列信号に対し分解能が粗い第1の周波数分析を行い、得られた周波数パターンから目標の相対速力の推定を行い、周波数軸方向に用意した一定周波数幅の窓を、目標の相対速力に応じて適応的に移動して、前記周波数パターンから目標の近傍部分の周波数パターンを切り出し、前記目標近傍部分の周波数パターンに基づいて目標らしき物体からの反響信号を検出し、この反響信号の存在する時系列信号区間を出力する第2のステップと、前記反響信号の存在する信号区間に対応する前記振幅値の時系列信号を切り出し出力する第3のステップと、前記切り出された時系列信号に対し、分解能が詳細な第2の周波数分析を行い、前記第2のステップにて推定された目標の相対速力より、周波数軸方向に用意した一定周波数幅の窓を、目標の相対速力に応じて適応的に移動して、得られた周波数パターンから目標近傍部分の周波数パターンを切り出し、前記目標近傍の周波数パターンに基づいて、前記物体を判定する第4のステップとを含むことを特徴とする目標信号自動検出方法。
IPC (4件):
G01S 7/526 ,  G01S 7/32 ,  G01S 13/50 ,  G01S 15/04
FI (4件):
G01S 7/52 J ,  G01S 7/32 E ,  G01S 13/50 B ,  G01S 15/04

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