特許
J-GLOBAL ID:200903099603970588

吸音体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-314769
公開番号(公開出願番号):特開2009-139556
出願日: 2007年12月05日
公開日(公表日): 2009年06月25日
要約:
【課題】膜振動による吸音作用とヘルムホルツ共鳴による吸音作用を併せて奏する吸音体において、膜状吸音材に形成するヘルムホルツ共鳴用の共鳴穴が膜状吸音材の膜振動を阻害しにくくする。【解決手段】空洞18の開口部18aを膜状吸音材20で塞ぐ。膜状吸音材18aの隅部に片28を貼り付けて積層する。この積層部分に共鳴穴30を貫通形成する。共鳴穴30は空洞18に連通する。共鳴穴30の形成位置は、膜状吸音材20の周縁部の固定端32,34から、膜状吸音材20の面の寸法L1,L2の20%の範囲内の領域とする。片28の膜厚あるいは共鳴穴30の断面積によりヘルムホルツ共鳴周波数を調整することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
開口部を有する空洞と、 前記開口部を塞ぐ膜状吸音材とを具備し、 前記膜状吸音材は前記開口部の周縁部に固定支持され、 前記膜状吸音材の、前記開口部の周縁部の固定端から該膜状吸音材の面の寸法の20%の範囲内の領域に限り、前記空洞との組み合わせによりヘルムホルツ共鳴を生じる共鳴穴を形成してなり、 前記膜状吸音材の膜振動による吸音作用と前記ヘルムホルツ共鳴による吸音作用を併せて奏する吸音体。
IPC (2件):
G10K 11/172 ,  E04B 1/86
FI (2件):
G10K11/16 E ,  E04B1/86 K
Fターム (14件):
2E001DF04 ,  2E001FA06 ,  2E001FA11 ,  2E001FA14 ,  2E001GA23 ,  2E001GA24 ,  2E001GA26 ,  2E001GA32 ,  2E001GA48 ,  2E001HC01 ,  2E001HD11 ,  2E001HE01 ,  5D061BB02 ,  5D061BB37
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 防音材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-112110   出願人:豊田合成株式会社
  • 特許第3584465号公報
審査官引用 (3件)
  • 吸音構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-370734   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • 特開昭52-075020
  • 特開昭62-191890

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