特許
J-GLOBAL ID:200903099607883302

マルチメンブランシステムを用いる免疫物質の固定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-507390
公開番号(公開出願番号):特表平9-502799
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】(i)測定すべき免疫物質〔すなわちX〕を含有すると考えられる液体サンプルとマーカー〔E* 〕に結合されたそのコンジュゲート〔抗(X)〕の水性混合物であって、反応:が比較的大量のX-抗(X)-E* 複合体を生成するものである混合物を、(ii)(a) コンジュゲート〔抗(X)〕およびマーカーに連結したコンジュゲート〔抗(X)-E* 〕とは特異的に反応するが、しかし前記反応生成物〔X-抗(X)-E* 〕とは反応しない免疫材料、または(b) 前記免疫物質および前記反応生成物〔X-抗(X)-E* 〕とは特異的に反応するが、しかし前記コンジュゲート〔抗(X)〕およびマーカーに連結された前記コンジュゲート〔抗(X)-E* 〕とは反応しない免疫材料、からなる群から選択される固定化免疫試薬を包含する多孔質メンブランからなる選択相、の上に分配する、ことからなる固定方法。
請求項(抜粋):
抗原と抗体の群に属し、検査予定の液体サンプル中に存在し易い免疫物質Xの検出方法であって、該方法は前記免疫物質とその〔抗(X)〕コンジュゲートの一種との反応およびマルチメンブランシステムの使用を包含し、下記のことからなる工程を包含することを特徴とする、すなわち (1) 検出すべき前記免疫物質Xを含有し易い液体サンプルを式: 抗(X)-E* (式中抗(X)は二官能性コンジュゲートを表わし、そしてE* は前記免疫物質が存在する場合に式 X-抗(X)-E* を有する反応生成物を得るための標識酵素である) を有するその酵素連結コンジュゲートの一種と接触させ;そして (2) このようにして得られた反応媒体を、 (a) コンジュゲート〔抗(X)〕および酵素連結コンジュゲート〔抗(X)-E* 〕とは特異的に反応するが、しかし前記したX-抗(X)-E* 反応生成物とは反応しない免疫材料、または (b) 前記免疫物質および前記したX-抗(X)-E* 反応生成物とは特異的に反応するが、しかし前記抗(X)コンジュゲートおよび前記酵素連結抗(X)-E* コンジュゲートとは反応しない免疫材料、 からなる群から選択される固定化免疫試薬を備えた多孔質メンブランを包含し、ここで前記固定化免疫試薬の重量/前記免疫試薬を備えた多孔質メンブランの面積の比が 10 〜150 μg/cm2 でありそして前記免疫試薬の固定化に利用されなかった前記メンブランの活性部位がブロックされているものである第一のゾーン、 および 前記固定化免疫試薬を含有するメンブランの下にありかつ前記酵素の存在を呈示するための標識酵素E* に対して特異的な基質を含有する、少なくとも一種の多孔質メンブランを包含する第二のゾーン、 を包含するマルチメンブラン装置に通す。
IPC (5件):
G01N 33/543 591 ,  G01N 33/543 501 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/543 525 ,  G01N 33/543 541
FI (6件):
G01N 33/543 591 ,  G01N 33/543 501 J ,  G01N 33/543 501 D ,  G01N 33/543 525 C ,  G01N 33/543 525 U ,  G01N 33/543 541 Z

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