特許
J-GLOBAL ID:200903099608393384

有機電解質電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-202927
公開番号(公開出願番号):特開平6-020722
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【構成】 正極がポリアセン系ポリマーと平均粒径が1μm以下で0.1μm以下の細孔直径を有する細孔体積が全細孔体積に対して70%以上を占めるリチウム酸化コバルト粒子との複合物、負極がポリアセン系ポリマーと熱硬化性樹脂とを含む成形体にリチウムを3%以上担持せしめたものであることを特徴とする。【効果】 本発明に係る二次電池は容量が大きく且つ高電圧で長期に亘って充放電が可能なものである。本発明の二次電池は安全性に優れており、しかも製造が容易且つ経済的である。
請求項(抜粋):
正極,負極および,リチウム塩を非プロトン性有機溶媒に溶解した溶液を含む電解液を備えた有機電解質電池において、該正極が、(1)(a)炭素,水素及び酸素からなる芳香族系縮合ポリマーの熱処理物であって、水素原子/炭素原子の原子数比が0.05〜0.5であるポリアセン系骨格構造を含有し、かつBET法による比表面積値が600m2 /g以上である不溶不融性基体と、(b)平均粒径が1μm以下であるリチウム酸化コバルト粒子との複合物で且つ、(2)0.1μm以下の細孔直径を有する細孔体積が全細孔体積に対して70%以上を占めるものであり、該負極が、(a)炭素,水素及び酸素からなる芳香族系縮合ポリマーの熱処理物であって、水素原子/炭素原子の原子数比が0.05〜0.5であるポリアセン系骨格構造を有する不溶不融性基体と、(b)熱硬化性樹脂とを含む成形体に、リチウムを不溶不融性基体の炭素原子に対して原子百分率で3%以上担持させたものであることを特徴とする有機電解質電池。
IPC (3件):
H01M 10/40 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/58

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