特許
J-GLOBAL ID:200903099609939054

減衰力調整式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083335
公開番号(公開出願番号):特開平9-242805
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 減衰力調整式油圧緩衝器において、伸び側と縮み側とで減衰力特性を変化させることによって減衰力特性の設定の自由度を高める。【解決手段】 シリンダ2に、ピストン3を嵌装し、リザーバ室6を接続する。シリンダ上室2aとリザーバ室6とを主減衰弁12を設けた主通路11で連通させる。主減衰弁12のパイロット管路13を第1、第2上流側通路16,17で主通路11の主減衰弁12の上流側に連通させ、下流側通路20で下流側に連通させる。伸縮側共に、油液は、シリンダ上室2aから第1、第2上流側通路14,15、下流側通路20および主通路11を通ってリザーバ室6へ流れる。流量制御弁21で下流側通路20の流路面積を調整し、その上流側のパイロット管路13から導入される圧力を変化させて主減衰弁12の開弁圧力を調整する。伸び側と縮み側とでシリンダ下室2bの圧力をパイロット圧力として切換弁18で第2上流側通路15を開閉して減衰力特性を変化させる。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、油液およびガスが封入されたリザーバ室と、前記シリンダ内に摺動可能に嵌装されて該シリンダ内を第1室と第2室とに画成するピストンと、一端側が前記ピストンに連結され他端側が前記第1室を通ってシリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記第1、第2室間を連通させる第1連通路と、該第1連通路の前記第2室側から前記第1室側への油液の流通を許容する第1逆止弁と、前記第2室と前記リザーバ室とを連通させる第2連通路と、該第2連通路の前記リザーバ室側から前記第2室側への油液の流通を許容する第2逆止弁と、前記第1室と前記リザーバ室とを連通させる主通路と、該主通路の油液の流動を制御して減衰力発生させるとともにパイロット圧力に応じて減衰力を調整するパイロット形主減衰弁と、該パイロット形主減衰弁のパイロット圧力導入部を前記主通路の前記パイロット形主減衰弁の上流側に連通させる互いに並列配置された第1、第2上流側通路と、該第1、第2上流側通路にそれぞれ設けられた第1、第2固定オリフィスと、前記パイロット圧力導入部を前記主通路の前記パイロット形主減衰弁の下流側に連通させる下流側通路と、該下流側通路の流路面積を調整する可変オリフィスと、前記第2上流側通路を開閉するパイロット形切換弁と、該パイロット形切換弁のパイロット圧力導入部を前記第2室に連通させるパイロット通路とを備えてなることを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/46 ,  B60G 13/08
FI (2件):
F16F 9/46 ,  B60G 13/08

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