特許

J-GLOBAL ID：200903099616747535

話速変換方法およびその装置

発明者： 今井 篤 ,  清山 信正 ,  都木 徹
出願人/特許権者： 日本放送協会
代理人 (1件)： 三好 秀和 (外8名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-112961
公開番号（公開出願番号）：特開平10-301598
出願日： 1997年04月30日
公開日（公表日）： 1998年11月13日
要約：

【要約】【課題】 ユーザが数段階の目安となる変換倍率を一度だけ設定操作するだけで、設定された条件に応じて話速変換倍率や無音区間を適応的に制御し、実際に発話された時間枠の中で、話速変換に期待される効果を安定して得る。【解決手段】 受聴音声の発声する速さ(話速)を遅くする際に、接続順序生成部8によって、入力音声のデータ長と、事前に与えられた伸縮倍率に関する変換関数によって予め計算された出力データ長と、実際に出力されている音声のデータ長とを一定の処理単位で常に監視し、これにに矛盾が生じないような接続順序を決定し、音声データ接続部9を制御して、音声情報を欠落させることなく、音声データと、接続データとを接続させる。

請求項（抜粋）：

時間的に変化する任意の比率で、入力データを伸張合成して得られた出力データについて、ある無音区間が出現し、この無音区間の継続時間が所定のしきい値を越えているとき、この入力データに対する出力データの伸張時間を、この伸張時間内の任意の時間だけ削減することを特徴とする話速変換方法。