特許

J-GLOBAL ID：200903099619959240

圧電トランス

発明者： 吉田 光伸 ,  金山 光一 ,  丸子 展弘 ,  西郷 宏明
出願人/特許権者： 三井化学株式会社
代理人 (1件)： 宮本 治彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-367616
公開番号（公開出願番号）：特開平11-195821
出願日： 1997年12月26日
公開日（公表日）： 1999年07月21日
要約：

【要約】【課題】大出力化、高効率化、低コスト化 、薄型化が図れ、しかも変圧比の選択の自由度が高い圧電トランスを提供する。【解決手段】圧電セラミックスの平板100の表面に3×3分割の格子状に正方形の電極1〜9を形成し、裏面にも3×3分割の格子状に正方形の電極10〜18を形成し、対応する電極間を平板100の2つの主面(表面、裏面)に垂直な方向(z方向)においてそれぞれ分極して、平面図的に見て正方形状の平板100をx方向に3分割、y方向に3分割の合計3×3分割の格子状の9つの領域101〜109に分割する。中央の領域105の表面、裏面に設けられた電極対5、14を励振用電極および出力用電極の一方とし、周囲の領域101、103、107、109の表面、裏面に設けられた電極対1と10、3と12、7と16、9と18を励振用電極および出力用電極の他方とする。

請求項（抜粋）：

圧電材料からなる平板であって互いに対向し互いにほぼ平行な2つの主面を備える前記平板と、前記平板の励振用電極と、出力用電極と、を備える圧電トランスであって、前記平板が、前記主面内の第1の方向にm(mは2以上の整数)区分、前記主面内の第2の方向であって前記第1の方向と交差する前記第2の方向にn(nは2以上の整数)区分の格子状に分割された複数の領域を有し、前記複数の領域のうちの少なくとも1つの領域内の前記2つの主面に設けられた電極対を前記励振用電極とし、前記複数の領域の残りの領域のうちの少なくとも1つ領域内の前記2つの主面に設けられた電極対を前記出力用電極とすることを特徴とする圧電トランス。