特許
J-GLOBAL ID:200903099620561250

文字入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323031
公開番号(公開出願番号):特開平8-180137
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】日本語の一般的な傾向を利用することにより、日本語として尤もらしい認識結果を出力し、文字認識率を向上させることが可能な文字入力装置を提供する。【構成】制御手段103は、記憶手段102が格納しているプログラムを実行することにより、座標入力手段101が入力した筆記データに似通っている度合いが大きい1つ以上の文字を表す文字コードを出力し、さらに、これら1つ以上の文字コードのうちのいずれか1つを認識結果として出力するが、この際に、同じ字種の文字が連続して出現することが多いという日本語の一般的な傾向を利用して、前回認識結果として出力された文字コードが表す文字の字種と同じ字種となる文字を表す文字コードを、優先的に認識結果として出力する。
請求項(抜粋):
手書きされた文字の筆記データを入力する手書き入力手段と、文字ごとに、該文字の標準的な筆記パターンである標準筆記パターン、該文字を表す文字コード、および、該文字の字種を記憶している文字認識辞書記憶手段と、上記手書き入力手段が入力した筆記データが上記標準筆記パターンに似通っている度合いを示す一致度を求め、求めた一致度が予め決められた値より大きい標準筆記パターンに対応する文字コードおよび字種を、求めた一致度と共に、文字認識情報として出力する文字認識手段と、上記文字認識手段が出力した文字認識情報を記憶する文字認識情報記憶手段と、文字の字種ごとに、該字種の文字の次に出現する文字が何の字種となるかの確率を示す、予め決められた確率値を記憶している字種連接情報記憶手段と、上記字種連接情報記憶手段が記憶している確率値に応じて、上記文字認識情報記憶手段が記憶している文字認識情報ごとに、該文字認識情報が示す一致度に加算すべき加算点を計算し、該一致度と計算した加算点との合計値が最も大きい文字認識情報を、認識結果として出力する加算点計算手段と、上記手書き入力手段が入力した筆記データ、および、上記加算点計算手段が認識結果として出力した文字認識情報が示す文字コードで表される文字を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする文字入力装置。
IPC (2件):
G06K 9/62 ,  G06K 9/72
引用特許:
審査官引用 (7件)
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