特許
J-GLOBAL ID:200903099622274657

データ退避方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-018586
公開番号(公開出願番号):特開平6-231053
出願日: 1993年02月05日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】電源遮断時に揮発性メモリの記憶データが消失するのを、バッテリバックアップを用いずに防止できるようにする。【構成】停電発生時におけるキャッシュ用電源26からの直流電源出力の遮断時期は、同電源26内の平滑回路262に並行接続されたコンデンサ263(の放電作用)により遅延され、その間は、停電発生にも拘らず、電源26からキャッシュRAM23、EEPROM24およびデータ退避/復元制御回路25への直流電源供給が継続される。また停電(交流電源遮断)時には、電源26から電源遮断信号27が出力される。するとデータ退避/復元制御回路25は、キャッシュRAM23からEEPROM24へのデータ退避を行う。一方、電源遮断からの復帰時には、データ退避/復元制御回路25はコンデンサ263の充電完了を待って、EEPROM24からキャッシュRAM23へのデータ復元を行う。
請求項(抜粋):
読出し/書込み可能な揮発性メモリを備えた情報処理機器において、前記揮発性メモリの記憶データを退避するのに用いられる不揮発性メモリと、前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリへのデータ退避を制御する制御回路と、交流電源をもとに直流電源を発生して、同直流電源を少なくとも前記揮発性メモリ、前記不揮発性メモリおよび前記制御回路に供給する電源装置であって、前記交流電源の通電開始時に充電し、遮断時に放電することにより、前記交流電源の遮断後も前記直流電源の供給を短時間継続するための大容量コンデンサを内蔵した電源装置とを具備し、前記制御回路は、前記交流電源の遮断時に起動され、前記電源装置から前記コンデンサの放電により継続して供給される前記直流電源を受けて前記揮発性メモリの記憶データを前記不揮発性メモリに退避するように構成されていることを特徴とするデータ退避方式。
IPC (3件):
G06F 12/16 340 ,  G06F 1/26 ,  G06F 1/30
FI (2件):
G06F 1/00 331 E ,  G06F 1/00 341 M

前のページに戻る