特許
J-GLOBAL ID:200903099623352759

高周波増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-294237
公開番号(公開出願番号):特開平5-136640
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【構成】 高周波信号を増幅する高周波用トランジスタQ1を誘電体からなる基板上に設ける。トランジスタQ1の出力側が、基本周波数に対してλ(基板上での実効波長)/4の長さの第1ストリップライン7と、基本周波数に対してλ/6の長さの第2ストリップライン11と、出力整合条件を満たすための所定のコンデンサ10とを介してそれぞれ接地される。【効果】 増幅された高周波信号に発生する3次高周波成分が、第2ストリップライン11を通して除去される。よって、従来は、3次高周波を除去するためにBPF(Band Pass Filter)を設けていたため、そのBPFが回路の小型化に障害となっていたが、上記構成は、そのようなBPFを省くことができ、また、第2ストリップライン11やコンデンサ10を基板上に一体形成できることから、回路を小型化でき、IC化できる。
請求項(抜粋):
誘電体からなる基板上に、高周波を増幅するトランジスタと、基本周波数における上記の基板上での実効波長であるλの4分の1の長さに形成されている第1ストリップラインとを設けてなる高周波増幅回路において、前記トランジスタの出力側が、λ/6の長さに形成されている第2ストリップラインと、出力整合条件を満たすために所定容量の容量性素子とを介してそれぞれ接地されていることを特徴とする高周波増幅回路。
IPC (2件):
H03F 3/60 ,  H03F 3/195

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