特許
J-GLOBAL ID:200903099627456486

コンピュータの時刻修正方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033399
公開番号(公開出願番号):特開平10-228330
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 コンピュータの内部時計の時刻をネットワーク上のマスタコンピュータの標準時計から得る時刻情報で修正する方式は、ネットワーク負荷あるいはマスタコンピュータ負荷による時刻通知の遅れが時刻修正の誤りになる。【解決手段】 時刻情報要求時の時刻と、時刻応答時の時刻から時刻問い合わせの遅れを認識し、これを時刻修正の判断に加えるため、コンピュータは、時刻情報要求の送信時にその内部時計の時刻Aを記録しておき(S1)、マスタコンピュータから受信した現在時刻情報Bを記録及び該時刻情報Bを受信したときの内部時計の時刻Cを記録し(S3)、時刻情報要求の送信から受信までの時間(C-A)が一定時間内(S2)かつ時刻CがB<(A-α)又はB>(C+α)、αは許容誤差時間、の関係にないときには時刻修正を行わず(S4)、成立するときに内部時計を(B+(C-A)/2)に時刻修正する(S5)。
請求項(抜粋):
標準時計を持つネットワーク上のマスタコンピュータに対してコンピュータが時刻情報の送信を要求し、この要求で前記マスタコンピュータが現在時刻情報を当該コンピュータに送信し、この時刻情報を受信したコンピュータがその内部時計の時刻を修正する時刻修正方式において、前記コンピュータは、時刻情報要求の送信時にその内部時計の時刻Aを記録しておき、前記マスタコンピュータから受信した現在時刻情報Bを記録及び該時刻情報Bを受信したときの内部時計の時刻Cを記録し、時刻情報要求の送信から受信までの時間(C-A)が一定時間内になりかつ時刻A,B,Cが次式、【数1】B<(A-α) 又は B>(C+α)但し、αは許容誤差時間の関係にないときには内部時計の時刻修正を行わず、この関係にあるときに内部時計を(B+(C-A)/2)に時刻修正する手段を備えたことを特徴とするコンピュータの時刻修正方式。
IPC (2件):
G06F 1/14 ,  G06F 13/00 351
FI (2件):
G06F 1/04 351 A ,  G06F 13/00 351 C

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