特許
J-GLOBAL ID:200903099629415434

筒内噴射式火花点火機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-294178
公開番号(公開出願番号):特開2000-120440
出願日: 1998年10月15日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴霧の点火プラグ周りへの輸送性の向上と燃料の壁面付着の抑制を図る。【解決手段】 成層燃焼時にはピストン2の冠面に設けた断面ω形状の凹部15の排気弁配置側の円弧状凹部17で圧縮行程後半まで順タンブル流Aが保存されることと、燃料噴射弁10から圧縮行程噴射された燃料噴霧Fが吸気弁配置側の円弧状凹部16の両側壁面にガイドされて左右方向の拡散が抑制されると共に、排気弁配置側にオフセットした中央突起部18への燃料付着が抑制されることによって、燃料の気化が促進されると共に排気弁配置側への拡散が抑制されて、燃料噴霧Fの点火プラグ9周りへの輸送性が向上すると共に排気性状の改善を実現することができる。
請求項(抜粋):
燃焼室の吸気弁配置側の側部に燃料を直接燃焼室に噴射する燃料噴射弁を備えると共に、燃焼室のほぼ中心に臨む位置に点火プラグを備え、成層燃焼時に吸気に順タンブル流を付与した状態で圧縮行程中に燃料噴射を行うようにした筒内噴射式火花点火機関において、ピストン冠面に中央突起部の稜線を境にして吸気弁配置側の円弧状凹部と排気弁配置側の円弧状凹部とが隣接した断面ω形状の凹部を形成し、この吸気弁配置側の円弧状凹部を平面視して燃料噴射弁の噴射軸線方向に長く延在させて幅狭に設定する一方、排気弁配置側の円弧状凹部を前記燃料噴射弁の噴射軸線方向と直交する方向に長く延在させて幅広に設定して、前記中央突起部の稜線を点火プラグ配設位置よりも排気弁配置側にオフセットした位置に設定したことを特徴とする筒内噴射式火花点火機関。
IPC (5件):
F02B 23/10 ,  F02B 17/00 ,  F02B 23/08 ,  F02B 31/02 ,  F02F 3/26
FI (6件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 17/00 F ,  F02B 23/08 Q ,  F02B 31/02 C ,  F02F 3/26 A
Fターム (10件):
3G023AA04 ,  3G023AA07 ,  3G023AB03 ,  3G023AC05 ,  3G023AD02 ,  3G023AD03 ,  3G023AD05 ,  3G023AD07 ,  3G023AD09 ,  3G023AG01
引用特許:
審査官引用 (9件)
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