特許
J-GLOBAL ID:200903099630040398

2,4,6,8-テトラメチルシクロテトラシロキサンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 良雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-033510
公開番号(公開出願番号):特開平7-242678
出願日: 1994年03月03日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 Si-H結合を含有する2,4,6,8-テトラメチルシクロテトラシロキサンを製造時に、反応液が高分子量化せず、ゲル化することなく安定した収率で製造する方法を提供する。【構成】 2,4,6,8-テトラメチルシクロテトラシロキサンの製造方法は、鎖状ポリメチルポリシロキサンおよび環状ポリメチルポリシロキサンから選ばれる少なくとも1種類のポリメチルポリシロキサンを、開裂および環化反応させて製造する際に、2,4,6,8-テトラメチルシクロテトラシロキサンよりも高沸点を有するオルガノジシロキサン化9(R3 、R4 およびR5 は炭素数1〜10の脂肪族鎖式炭化水素基もしくは脂肪族環式炭化水素基、またはフェニル基)の存在下で反応させる。
請求項(抜粋):
下記式〔I〕【化1】(〔I〕式中のmは3〜1000の整数、R1 はメチル基または水素原子、R2はメチル基またはR1 が水素原子の場合は水酸基)で表される鎖状ポリメチルポリシロキサンおよび下記式〔II〕【化2】(〔II〕式中のnは5〜1000の整数)で表される環状ポリメチルポリシロキサンから選ばれる少なくとも1種類のポリメチルポリシロキサンを、開裂および環化反応させて2,4,6,8-テトラメチルシクロテトラシロキサンを製造する際に、2,4,6,8-テトラメチルシクロテトラシロキサンよりも高沸点を有する下記式〔 III〕【化3】(〔 III〕式中のR3 、R4 およびR5 は炭素数1〜10の脂肪族鎖式炭化水素基もしくは脂肪族環式炭化水素基、またはフェニル基)で表されるオルガノジシロキサンの存在下で反応させることを特徴とする2,4,6,8-テトラメチルシクロテトラシロキサンの製造方法。

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