特許
J-GLOBAL ID:200903099632515890

走行車輌の静油圧駆動変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074880
公開番号(公開出願番号):特開平9-264423
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 可変容量型油圧ポンプと油圧モータを含む静油圧駆動変速装置により無段変速する走行車輌において、変速レバーを前後進切換時、中立状態が1点しか得られず、運転操作に支障を来した。【解決手段】 静油圧駆動変速装置の後進側の主回路に電磁比例圧力制御弁を設けて、変速レバーを前進側から後進側へ移動しても、所定圧になるまで油圧モータ軸は回転せず、中立幅を確保すると共に、所定圧になると徐々に圧力を立ち上げるように構成した。また、走行車輌の駆動軸に該駆動軸の回転を検知する検知器を配設し、該検知器と前記操作レバーを連接させ、中立位置を相互に確認できるように構成した。
請求項(抜粋):
可変容量型油圧ポンプと油圧モータを含む静油圧駆動変速装置により無段変速可能な走行車輌において、前記油圧モータの回転速度を制御する操作レバーと、前記油圧モータの後進側主回路に設けたオリフィスと、前記オリフィスの後段に設けられ、パイロット圧を可変に出来る比例圧力制御弁とを備え、前記パイロット圧を適正に選択することにより、後進側主回路の静油圧が0となり変速位置が中立となった後、前記操作レバーを後進側に切り替えた時、所定圧になるまで、作動油をタンクに戻して後進側静油圧を0にして中立帯を広く保持するように構成した、ことを特徴とする走行車輌の静油圧駆動変速装置。
IPC (4件):
F16H 61/40 ,  F16H 63/06 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16H 61/40 J ,  F16H 63/06

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