特許
J-GLOBAL ID:200903099637187645

成形加工性および疲労特性に優れ且つ時効処理によつて高強度を発現する高強度ステンレス冷延鋼帯およびその製造方法。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-183915
公開番号(公開出願番号):特開平5-105989
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 成形加工性と疲労特性が同時に優れた高強度のステンレス鋼帯を得ること。【構成】 重量%において,C:0.20%以下, Si:1.0%を越え5.0%以下, Mn:4.0%以下, Ni:4.0〜10.0%,Cr:12.0〜20.0%, N:0.30%以下を含有し,場合によってはさらに,3.0%以下のMoまたは0.5〜3.0%のCuの1種または2種を含み, 且つM=330-(480×C%)-(2×Si%)-(10×Mn%)-(14×Ni%)-(5.7×Cr%)-(5×Mo%)-(14×Cu%)-(320×N%)の式に従うMが35以上となるように各成分量が調整され, 残部がFeおよび不可避的不純物からなり,表面粗さが0.5μm以下のステンレス冷延鋼帯である。この冷延鋼帯は,該化学成分値をもつ熱延板を焼鈍した後, 研磨処理により10点平均粗さRZで8μm以下の表面粗さとし, 熱延板から最終製品鋼帯までの合計圧延率が80%以上となるように必要回数の圧延と光輝焼鈍を行なったうえ,30%以上の調質圧延を施こすことによって製造する。
請求項(抜粋):
重量%において,C:0.20%以下, Si:1.0%を越え5.0%以下, Mn:4.0%以下, Ni:4.0〜10.0%,Cr:12.0〜20.0%, N:0.30%以下を含有し,且つM=330-(480×C%)-(2×Si%)-(10×Mn%)-(14×Ni%)-(5.7×Cr%)-(320×N%)の式に従うM値が35以上となるようにC,Si,Mn,Ni,Cr,N量が調整され,残部がFeおよび不可避的不純物からなり,表面粗さが0.5μm以下である成形加工性および疲労特性に優れ且つ時効処理で高強度を発現する高強度ステンレス冷延鋼帯。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  C21D 8/00 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-263928
  • 特開昭63-210242

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