特許
J-GLOBAL ID:200903099640157536
鉄道車両の輪重検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-257963
公開番号(公開出願番号):特開平11-083605
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 レールへの着脱作業が簡単に行えると共に、走行方向に伸びた広い検出範囲で正確に検出できる鉄道車両の輪重検出装置を提供する。【解決手段】 レール27の基部28の底面に底板45を位置させ、その両側部寄りのそれぞれの上にスペーサ46(49)と押え板43(44)とを順に重ね、これらを固定ボルト47(50)で剛に固定する。押え板43の上に、検出範囲が長くとれるように長手方向に伸びたブロック型のロードセルの荷重支持部を結合させ、荷重導入部の上に車輪31のフランジ部33が乗り上げ得るように載荷板を結合させる。その進入部に、傾斜面39aと平坦面39bを形成した案内板39を設ける。フランジ部33が案内板39を介して載荷板38の上に走行状態で載置されたときに、荷重導入部に印加される荷重によって起歪部に生じる機械量の変化をひずみゲージによって電気量の変化に変換して輪重を検出する。
請求項(抜粋):
剛体でなる長尺状の荷重導入部と、この荷重導入部に連設されかつ可撓性を有する起歪部と、この起歪部に連設された剛体でなり、かつ上記荷重導入部の長手方向に並行する長尺状の荷重支持部とが一体形成された長尺ブロック状のロードセルと、このロードセルの荷重支持部が結合された長尺状の基台部と、上記ロードセルの荷重導入部の上面が、上記鉄道車両の車輪の踏面を上記レールの踏面部に当接した状態のときに該車輪のフランジ部から離間した状態になるように上記基台部を鉄道車両の走行案内用のレールに固定するための固定部材と、上記荷重導入部の上面に結合され、かつ上記車輪のフランジ部が乗せられ転動する長尺状の載荷板と、上記基台部に固定されると共に、上記鉄道車両の車輪の踏面が上記レールの踏面部に当接した状態から、上記車輪の踏面を上記レールの踏面部から離間させた状態で上記車輪のフランジ部を乗せるための案内をする傾斜面を持った案内板と、を具備し、走行する上記鉄道車両の車輪のフランジ部が上記案内板の傾斜面に案内されて上記載荷板の上に導かれるときに、上記載荷板を介して上記ロードセルの荷重導入部に印加される走行時または停止時の荷重に対応して上記起歪部に生じる機械量の変化を電気量の変化に変換して鉄道車両の輪重を検出するように構成したことを特徴とする鉄道車両の輪重検出装置。
IPC (3件):
G01G 19/04
, G01G 3/14
, G01L 1/22
FI (3件):
G01G 19/04 Z
, G01G 3/14
, G01L 1/22 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭55-031906
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特公昭46-002232
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