特許
J-GLOBAL ID:200903099641360998

2線式音声会議装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-274128
公開番号(公開出願番号):特開平8-139647
出願日: 1994年11月09日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 回線利用の音声会議装置において、ハウリングやエコーの処理をなすエコーキャンセラのエコー推定過程や推定後の通話状態におけるエコーの効果的抑圧を図る。【構成】 回線エコー消去回路(017,018)によるエコー消去後のスピーカ001への信号と、音響エコー消去回路(004,003)によるエコー消去後のマイクロ002からの信号とのレベルに応じて当該マイク信号の残留エコーを抑圧回路005で抑圧する。この残留エコー抑圧量、スピーカへの信号、エコー消去前後のマイク信号に基づき、エコー推定動作制御部009にて通話方向と抑圧量を検出し、エコー推定回路004の推定動作のオンオフ制御を行って、的確なエコー消去を行う。
請求項(抜粋):
マイクロホンからの送信信号を導出する送信回路と相手装置からの受信信号をスピーカへ導入する受信回路とをハイブリッド回路を介して回線に接続してなる2線式音声会議装置であって、前記ハイブリッド回路による前記受信信号に含まれる回線エコー成分を推定すると共に外部制御信号により活性化自在な第1のエコー推定手段と、前記ハイブリッド回路への前記送信信号に含まれる自装置の室内エコー成分を推定すると共に外部制御信号により活性化自在な第2のエコー推定手段と、前記第1のエコー推定手段により推定された前記回線エコー成分を前記受信信号から減算する第1の減算手段と、前記第2のエコー推定手段により推定された前記室内エコー成分を前記送信信号から減算する第2の減算手段と、前記第1の減算手段による回線エコー成分減算後の受信信号と前記第2の減算手段による室内エコー成分減算後の送信信号とにより前記第1の減算手段の出力の残留エコーを抑圧すると共にその抑圧状態を出力する第1のエコー抑圧手段と、前記第2の減算手段による室内エコー成分減算後の送信信号と前記第1の減算手段による回線エコー成分減算後の受信信号とにより前記第2の減算手段の出力の残留エコーを抑圧すると共にその抑圧状態を出力する第2のエコー抑圧手段と、前記ハイブリッド回路による受信信号、前記第1の減算手段の出力、前記ハイブリッド回路への送信信号及び前記第1のエコー抑圧手段の抑圧状態出力を参照して通話方向の検出及び抑圧量を判断し前記第1のエコー推定手段のための前記外部制御信号を生成する第1の推定動作制御手段と、前記マイクロホンからの送信信号、前記第2の減算手段の出力、前記スピーカへの送信信号及び前記第2のエコー抑圧手段の抑圧状態出力を参照して通話方向の検出及び抑圧量を判断し前記第2のエコー推定手段のための前記外部制御信号を生成する第2の推定動作制御手段と、を含むことを特徴とする2線式音声会議装置。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H03H 21/00

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