特許
J-GLOBAL ID:200903099642731019

回転角度検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-172180
公開番号(公開出願番号):特開平8-035857
出願日: 1994年07月25日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 正弦波エンコーダ出力を波形整形したパルス計数角度と,エンコーダ出力のA/D変換値のtan-1演算による角度とを加算して回転角度を検出する回転角度検出方法において,正弦波エンコーダ出力のオフセット補正,振幅補正,位相補正を行うことによって演算誤差の低減を図る。【構成】 正弦波エンコーダ10出力の最大値及び最小値を検出し,この検出値を用いてオフセット量を演算してA,B相の演算周期毎の値を補正し,最大値及び最小値を用いてA,B相間の振幅変動比を演算してA,B相の演算周期毎の値を補正し,最大値又は最小値を用いてA,B相間の位相のずれ量及びずれ方向を検出して,A,B相の演算周期毎の値を上記位相のずれ量及びずれ方向を用いて補正した後,tan-1演算を行うので,1パルス分解能内の回転角度演算の位相差による誤差の発生が低減される。
請求項(抜粋):
回転体にA相及び該A相と90°位相が異なるB相の正弦波信号を出力する正弦波エンコーダを軸結し,該正弦波エンコーダの出力をパルス波形に波形整形し,該パルス波形を所定の演算周期で計数してパルス計数角度を演算すると共に,上記正弦波エンコーダの出力をA/D変換して,上記演算周期でA相デジタル値とB相デジタル値のtan-1演算し,該tan-1演算値を上記パルス計数角度に加算して上記回転体の回転角度を検出する回転角度検出方法において,上記正弦波エンコーダ出力のオフセット量を求め,A/D変換されたA相及びB相の上記演算周期毎の値を上記オフセット量を用いて補正した後,上記tan-1演算を行うようにしたことを特徴とする回転角度検出方法。
IPC (3件):
G01D 5/245 102 ,  G01D 5/245 ,  G01B 7/30
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-285805
  • 特開平3-296618
  • スケールの内挿処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-318181   出願人:ソニーマグネスケール株式会社

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