特許
J-GLOBAL ID:200903099643446229

ローラクラッチ内蔵型プーリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-296610
公開番号(公開出願番号):特開平10-213207
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 サポート軸受4、4及びローラクラッチ5の構成部品の摩耗を防止して、耐久性の向上を図る。【解決手段】 サポート軸受用内輪8、8に設けた内輪側鍔部10、10と、外輪11に設けた外輪側鍔部12a、12bとの間にフローティングワッシャ18、18を設ける。この構成により、内輪側鍔部10、10と外輪側鍔部12a、12bとが直接擦れ合って摩耗する事を防止する。又、外輪11の両端部内周面とサポート軸受用内輪8、8の外周面との間にシールリング19、19を設ける。この構成により、サポート軸受4、4及びローラクラッチ5の内部に異物が入り込む事を阻止して、摩耗防止を図る。
請求項(抜粋):
回転軸に外嵌固定自在なスリーブと、このスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置した、円筒状の内周面を有するプーリと、これらスリーブの外周面とプーリの内周面との間に設け、このプーリに加わるラジアル荷重を支承しつつこれらスリーブとプーリとの相対回転を自在とするサポート軸受と、上記スリーブの外周面とプーリの内周面との間に設け、このプーリとスリーブとが所定方向に相対回転する場合にのみプーリとスリーブとの間での回転力の伝達を自在とするローラクラッチとを備えたローラクラッチ内蔵型プーリに於いて、上記スリーブの中間部外周面に固設したローラクラッチ用内輪と、このスリーブの外周面でこのローラクラッチ用内輪から軸方向に外れた部分に固設した、少なくとも1個のサポート軸受用内輪と、上記プーリの内周面に固設した外輪とを備え、上記ローラクラッチは、この外輪の中間部内周面と上記ローラクラッチ用内輪の外周面とを含んで構成しており、上記サポート軸受は、上記サポート軸受用内輪と上記外輪の軸方向端部寄り部分とを含んで構成しており、上記外輪の端部に内向フランジ状の外輪側鍔部を、上記サポート軸受用内輪の端部でこの外輪側鍔部と対向する部分に外向フランジ状の内輪側鍔部を、それぞれ形成しており、これら外輪側鍔部と内輪側鍔部との間にフローティングワッシャを、これら外輪側鍔部と内輪側鍔部とに対する相対回転を自在に装着した事を特徴とするローラクラッチ内蔵型プーリ。
IPC (2件):
F16H 55/36 ,  F16D 41/06
FI (2件):
F16H 55/36 Z ,  F16D 41/06 F

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